...死後の夫婦は互いに手を携えて...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...足下と手を携えて...
大杉栄 「獄中消息」
...父と母とが手を携えて出たことを聞いたら...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...夏の夜道を手を携えて歩きながら話しました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...日本人がこれから手を携えてゆかねばならぬのは...
津田左右吉 「〔『支那思想と日本』初版〕まえがき」
...こういう気運をできるだけ助成し若い支那の学者と手を携えて支那文化の研究を進めてゆくのが...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...その老フェッジウィッグはフェッジウィッグ夫人と手を携えて踊りに立ち出でた...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...二人は手を携えて稀有ガス発見の途を進んで行った...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...二人は篝火のまわりに踊り狂う村人達の目を避け手を携えて間道から浜に出ると...
中島敦 「南島譚」
...すなわち乗れざる自転車と手を携えて帰る...
夏目漱石 「自転車日記」
...二人は手を携えて談笑しながら...
夏目漱石 「道草」
...*99懐疑と明とは手を携えて進む...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...手を携えて各所を酔遊してしたたか酩酊した末...
久生十蘭 「魔都」
...仮りに宗皇帝と手を携えて「巴里」以来各所を酔遊した次第を告白すれば...
久生十蘭 「魔都」
...手を携えて法典の編纂に従事し...
穂積陳重 「法窓夜話」
...欧州の全国家が手を携えてボーン国王を屈服させるでしょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...愛人と手を携えてイタリアを旅した彼の哲学は...
三木清 「語られざる哲学」
...人里を立ち離れた深林の中に手を携えていると思うと...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
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