...そこは手ほどきを君にまかせたいのだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...先に申しました絵の手ほどきの野村先生が儒者であった為か...
上村松園 「想い出」
...まだ手ほどきをしてもらってから間もないが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...彼女もこの機会に手ほどきをして貰うことになった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...お春に琴の手ほどきをしてやったりして日を送ったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...重兵衛さんの長男楠次郎さんから自分は英語の手ほどきを教わった...
寺田寅彦 「重兵衛さんの一家」
...日本人のとかく語学に不得手(ふえて)なるやうにいはるるは中学校にて日本の教師に英語の手ほどきされるがためなるべし...
永井荷風 「小説作法」
...伯父から手ほどきの定石を習い始め...
中里介山 「大菩薩峠」
...シューベルトは音楽の手ほどきは...
野村胡堂 「楽聖物語」
...町内の若い衆にいろ/\のものを手ほどきして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...四から踊りの手ほどきをして...
長谷川時雨 「市川九女八」
...年増(としま)の芸妓の手ほどきなどで...
長谷川時雨 「テンコツさん一家」
...冬亭のところへ作句の手ほどきを受けにくるようになったのは...
久生十蘭 「西林図」
...油絵の手ほどきを受け...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...満足に教師によって手ほどきされたのではないので...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...陸が始(はじめ)て長唄の手ほどきをしてもらった師匠は日本橋馬喰町(ばくろうちょう)の二世杵屋勝三郎で...
森鴎外 「渋江抽斎」
...蘭学は讃岐で伊藤宗介に手ほどきをうけた...
山本周五郎 「新潮記」
...手ほどきの師匠は判らぬが...
山本笑月 「明治世相百話」
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