...踊る時のような手ぶりをして事もなげに笑い続けていた...
有島武郎 「フランセスの顔」
...手ぶりで何か話さうとするのを見てびつくりした...
薄田泣菫 「茶話」
...そこいらの漁師の神さんが鮪(まぐろ)を料理するよりも鮮やかな手ぶりで一匹の海豹(あざらし)を解きほごすのであるが...
寺田寅彦 「映画雑感6[#「6」はローマ数字、1-13-26]」
...手ぶり身ぶりをしながら駆け出した...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...盆踊りにある手ぶりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...兵部の娘は盆踊りの手ぶりから...
中里介山 「大菩薩峠」
...踊り連の妙(たえ)なる手ぶりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...年はよれどもまだ気がわこて若いあねごのそばがよい水々しい老尼は、自分を唄っているのかひとごとか、手ぶり、足ぶり、歌の声までも浮き立って、さして行方は花の大原、花尻の森の忍びの踊り...
中里介山 「大菩薩峠」
...その手ぶりのよさ――わたしは最近伊勢の古市(ふるいち)までいって...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...農夫たちのあいだの知人に手ぶりで挨拶し...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...月夜の踊の手ぶりというのはどうしてこうも(ろう)たげなのであろう...
久生十蘭 「生霊」
...身ぶり手ぶりで奴に家族の無事を聞いた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...教師はもうやけくそになって御前試合の一くさりに手ぶり身ぶりまで加える...
本庄陸男 「白い壁」
...その時の手ぶりは途中でわなわなふるえだし彼は蒼ざめて自分から溜息をついてしまった...
本庄陸男 「白い壁」
...女の人にしては少し疎雑な手ぶりがあるが...
宮本百合子 「一日」
...追いすがるような手ぶりをして...
矢田津世子 「女心拾遺」
...それいらい家ではいつかいちどお石どのの手ぶりを聴き...
山本周五郎 「日本婦道記」
...あのノロノロした張り合いのないように見えた舞の手ぶりが...
夢野久作 「能とは何か」
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