...この仕事は私には手に余る...
...新しいスマホの機能が手に余る...
...政治の話題は私には手に余る...
...多忙な日々で手に余ると感じている...
...やってもおらにはやっぱり手に余るだろう...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...そのおつりが片手に余る程の...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...中には両手に余るほどの煎餅を懐ろに捻込みつゝ更に蜜柑の箱に吶喊するものもあった...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...大きくなっても止(や)まないので次第に私の手に余るようになったのかも知れません...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...獣は運ぶには手に余るほどの図体があったため...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...二人の手に余ることでした...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...梅子は漸やく手に余る弟を取つて抑えた様な気がしたので...
夏目漱石 「それから」
...梅子は漸やく手に余る弟(おとうと)を取って抑えた様な気がしたので...
夏目漱石 「それから」
...あるいは手に余る擦(す)れッ枯(か)らしじゃなかろうか」軽蔑(けいべつ)の裏に潜(ひそ)んでいる不気味な方面が強く頭を持上(もちや)げた時...
夏目漱石 「明暗」
...まさか二人の手に余るような事もあるめえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「先刻(さっき)石原の家へ、ここの宗太郎さんが来て、弟の隠れ家が判ったが、手に余るから、お品さんにも来るようにって、――誘い出したそうですよ」「何だと?」利助は色を失いました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手に余るから親分の力を貸して下さいってわけじゃありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手に余ると助勢もするようだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どうにも斯(こ)うにも手に余る奴(やつ)ばかりで...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...文化人類学の方にも実は手に余るほどのダータがあるので...
柳田國男 「地名の研究」
...附近の消防のみにては手に余る模様である...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...手に余ると見たか...
吉川英治 「私本太平記」
...高山君の袖口は長過ぎて手に余るし...
吉川英治 「随筆 新平家」
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