...仕事が手につかないのを身づから知つてゐる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...仕事がちっとも手につかないんです...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...彼はもう何事も手につかないようになって...
田中貢太郎 「赤い花」
...仕事が手につかないので...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...あの生真面目(きまじめ)な人物が近頃は仕事が手につかないでそわそわしている...
谷崎潤一郎 「細雪」
...どうにも仕事が手につかない...
寺田寅彦 「破片」
...煙草をふかして機会を待ち望むのほかに何事も手につかない...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...物が手につかない...
永井荷風 「ひかげの花」
...鬱々として仕事も手につかないのである...
中村地平 「霧の蕃社」
...下調も手につかないような境遇は...
夏目漱石 「門」
...葬ひの仕度も手につかない樣子で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...仕事もろくに手につかない樣子で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...仕事も手につかない程心配になるのかも知れない...
林芙美子 「新版 放浪記」
...仕事も手につかない程心配なのかも知れない...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...外の仕事は猶更手につかない...
水野仙子 「脱殼」
...店の人達は仕事なんか手につかないらしく...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...職も手につかない心地である...
吉川英治 「三国志」
...仕事が手につかない...
吉川英治 「野槌の百」
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