例文・使い方一覧でみる「手づる」の意味


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...然しそれに應ずる手づるがない...   然しそれに應ずる手づるがないの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...その手づるで借りることができたという...   その手づるで借りることができたというの読み方
海野十三 「火星探険」

...そのわけはもう詮索(せんさく)する手づるがなくなってしまっている...   そのわけはもう詮索する手づるがなくなってしまっているの読み方
寺田寅彦 「涼味数題」

...その三百両と彦四郎貞宗の一刀を手づるを求めて贈った先は...   その三百両と彦四郎貞宗の一刀を手づるを求めて贈った先はの読み方
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」

...この男を手づるにしておくことが...   この男を手づるにしておくことがの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...一寸手づるがあるのをさいはひ...   一寸手づるがあるのをさいはひの読み方
水野仙子 「四十餘日」

...その手づるでよくこのお寺へ行って仕事をしていた...   その手づるでよくこのお寺へ行って仕事をしていたの読み方
柳田国男 「故郷七十年」

...一つ橋家の手づるをもつて...   一つ橋家の手づるをもつての読み方
吉川英治 「折々の記」

...學歴や手づるを力に理智的にふみ出す實社會への發足とは――その時代環境がちがふにせよ――いまの青年たちとは覺悟がちがつてゐる...   學歴や手づるを力に理智的にふみ出す實社會への發足とは――その時代環境がちがふにせよ――いまの青年たちとは覺悟がちがつてゐるの読み方
吉川英治 「折々の記」

...新七の手づるを以て...   新七の手づるを以ての読み方
吉川英治 「黒田如水」

...知り人の仮面師(めんし)の手づるで...   知り人の仮面師の手づるでの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...……が、政秀どのはあのひとが幼い時に、合戦で亡くなられ、身寄りや郎党たちもちり失(う)せて、ひと頃、わたくしの兄の身近な者が養っておりましたが、十三歳の折、手づるがあって、安土(あづち)のお城へ御奉公にあがりました...   ……が、政秀どのはあのひとが幼い時に、合戦で亡くなられ、身寄りや郎党たちもちり失せて、ひと頃、わたくしの兄の身近な者が養っておりましたが、十三歳の折、手づるがあって、安土のお城へ御奉公にあがりましたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...十三のころ、手づるを求めて、安土(あづち)のお城へ御奉公にあがりましたが、天正十年、信長さまが本能寺(ほんのうじ)で、あえない御最期をおとげ遊ばしてから、安土も亡(ほろ)んでしまったので、田舎へ帰っておりました」「え...   十三のころ、手づるを求めて、安土のお城へ御奉公にあがりましたが、天正十年、信長さまが本能寺で、あえない御最期をおとげ遊ばしてから、安土も亡んでしまったので、田舎へ帰っておりました」「えの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...大炊(おおい)御門家の手づるから...   大炊御門家の手づるからの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...今放した鳩を手づるに...   今放した鳩を手づるにの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...また清盛の義母にもあたるちょうどいい手づるの御方(おんかた)として――池(いけ)の禅尼(ぜんに)へも内密に縋(すが)っている...   また清盛の義母にもあたるちょうどいい手づるの御方として――池の禅尼へも内密に縋っているの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...どう手づるを求めて入りこんだものか...   どう手づるを求めて入りこんだものかの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...紐屋か」「藤六どんの手づるで...   紐屋か」「藤六どんの手づるでの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「手づる」の読みかた

「手づる」の書き方・書き順

いろんなフォントで「手づる」

「手づる」の英語の意味


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