例文・使い方一覧でみる「手ぐすね」の意味
スポンサーリンク...」というごあいさつが、どんな結果になってあらわれるかと、手ぐすねひいて、待っているのです... 
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...手ぐすね引きて待懸けたり...
泉鏡花 「活人形」
...かねて手ぐすねひいている新聞記者からは「事件迷宮入り」という香しくない烙印をたちまち捺されてしまわねばならない...
海野十三 「地獄の使者」
...手ぐすね引いて待ちかまえたことは申すまでもありません...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...手ぐすね引いて待ちかまえていた...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...徒（いたず）らに手ぐすね引いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...手ぐすね引いて曲者を待ちましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手ぐすね引いて居る者が少くないことを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...浅田屋の方は手ぐすね引いて待ち構えている」「期限は昨日で切れたと言うのか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...先程より疳癪（かんしゃく）の眥（まなじり）を釣（つ）り上げて手ぐすね引て待ッていた母親のお政は...
二葉亭四迷 「浮雲」
...皆手ぐすねひいて待ってゝ麻雀一回...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...意地悪な苦笑を湛（たた）えながら手ぐすね引いて気の毒な旅人を待ち構えていることだろう！――私は...
牧野信一 「ゼーロン」
...もう昔のように手ぐすね引いて人を助けようとしてはいられませんが...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...その本人よりも先に甲府へ来て手ぐすね引いて待っている尺取の十太郎が百も二百も知りぬいていた事ではありますが...
吉川英治 「江戸三国志」
...宵からここに手ぐすねひいていた...
吉川英治 「江戸三国志」
...さぐりをかけてみようと手ぐすね引いて待つのであったが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...手ぐすねを引いて...
吉川英治 「新書太閤記」
...捲土重来（けんどちょうらい）の手ぐすねをひき...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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