...一しょに流された相手が悪い...
芥川龍之介 「俊寛」
...名乗って出なければ店の者共を片っぱしから引括(ひっくく)る」どうも相手が悪い...
中里介山 「大菩薩峠」
...全く相手が悪い――さりとて...
中里介山 「大菩薩峠」
...万事に勝手が悪い訳だから...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...相手が悪いので大黒屋も我慢がなり兼ね...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...嘘でも一度はあっしの許嫁になった娘だ」「相手が悪いから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...*「相手が悪いから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...相手が悪いから気をつけろ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...腐った羊羹どころか、邪魔だから手を引けだってやがる」「まア、恐るな八、相手が悪いや...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「一と晩寒い思いをしたのに、温(ぬく)い茶一杯くれないのも因却(いんごう)ですね」下っ引がブウブウ言うのを、「相手が悪いよ、茶が欲しかったら、家へ帰って、腹がダブダブする程呑め」などと一かど親分がります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...烏丸では相手が悪い...
久生十蘭 「奥の海」
...それにしても相手が悪い...
久生十蘭 「魔都」
...二六じゃ相手が悪い...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...相手が悪い」と言ったフリント君の頭には...
牧逸馬 「夜汽車」
...如何(いか)にも相手が悪いので...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...相手が悪いものではないので幾分安心はした様なものの...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...私の結婚相手が悪いからって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...相手が悪い...
吉川英治 「私本太平記」
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