...こうして所期の通り堂々とやってのけた...
大隈重信 「青年の天下」
...我等ハ右条項ヲ確守シテ所期ノ目的ヲ貫徹スベク...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...又(また)所期(しよき)の十一だも達(たつ)する能(あた)はざるは...
關寛 「命の鍛錬」
...とうてい所期の目的を達することは出来ません...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...とうてい所期の目的を達成することはできないのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...遂に所期の目的を達することが出來たのである...
高田力 「ベーシック英語」
...あなた方が今まで作ってらした俳句は私の所期しておる所の線に沿うたものであると思います...
高浜虚子 「俳句への道」
...理論は一般に所期の結論を先取する――前を見よ...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...所期の結論が事実のために絶えず裏切られ勝ちなのは当然であろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...かくては帝国の健全なる発展を所期することは出来ぬ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...先づ所期通りの結果をこうすれば達成し得るといふ...
豊田喜一郎 「月産五百臺が我社の根本方針」
...所期の効果をあげなかったときに...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...たいてい所期の効果をあげていないようである...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...油絵画家は最後まで所期のエスプリに向って追求の筆を止めるべきではないのである...
藤島武二 「画室の言葉」
...明日倖(さいわ)い所期の地に着したとしても...
本庄陸男 「石狩川」
...百歳致身吾所期...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...所期の予定数よりもはなはだ不足に思われたのは...
吉川英治 「私本太平記」
...正成にとっては所期のとおりな様相となったにすぎない...
吉川英治 「私本太平記」
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