...聊(いささ)か所思(しよし)を記(き)して拙答に代ふ...
芥川龍之介 「娼婦美と冒険」
...私(わたくし)としては別(べつ)にそんなことをしようという所思(つもり)はなく...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...お袋などの所思(おもわく)とはまた違ったところもあった...
徳田秋声 「足迹」
...ここをどうしようという所思(おもわく)もないが...
徳田秋声 「新世帯」
...得意先の所思(おもわく)を気にする様子が不安そうな目の色に見えた...
徳田秋声 「新世帯」
...銀子の所思(おもわく)どおりに行かず...
徳田秋声 「縮図」
...双方所思(おもわく)ちがいでごたごたしていて...
徳田秋声 「挿話」
...代るに低唱微吟(ていしょうびぎん)以てその所思(しょし)を託せしむべき歌曲に乏しからざるべし...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...出門多所思...
夏目漱石 「草枕」
...ある宵の浅ましかりし臥所思ひぞ出づる馬追啼けば道を迷ひその内日が暮れてしまひ山小屋みたやうな所で仮寝をしたことがある...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...又演説などして所思(しょし)を伝え...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...その所思(しょし)を有志に謀(はか)りしに...
福田英子 「妾の半生涯」
...心裳四怒爾所思鴨)である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
......
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...父の所思(おもはく)に頓着なくドシ/\繪畫の研究に取懸(とりかゝ)つた...
三島霜川 「平民の娘」
...一二所思を附記することの必ずしも無用ならざるべきを信ず...
森林太郎 「「言語の起原」附記」
......
森鴎外 「細木香以」
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