...僕は毎日のようにあなたの所にやって来るけれど...
梅崎春生 「風宴」
...所(ところ)がその美術の批評眼といふのが甚(はなは)だ怪しい...
薄田泣菫 「茶話」
...春挙氏に画(ゑ)を頼むには3・18(夕)江州(がうしう)膳所(ぜぜ)の別荘に籠つてゐる山元春挙氏が...
薄田泣菫 「茶話」
...屡ば見る所の現象にして...
高木敏雄 「比較神話学」
...“カムイ・エロキ”(神・そこに住む所)とか“カムイ・イワキ”(神・そこに住む所)とか云っているのは...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...道徳等の名を冠せられる所の既に我々が述べてきたような研究の対象となる...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...新聞は社会の一所産に過ぎない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...シャツは胸の所の一つの襞(ひだ)が裂けていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...食事する所はどこにでもあったが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...大御所様の御直筆だのと言って売り立てれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...エボン村共同宿泊所などと書かれた家屋があり...
中島敦 「環礁」
...帰りがけに人の見ていない所で二つに折って...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...恐ろしい物の高い所だ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...霧ヶ峯はスキー場として初歩の行く所であると評判されて居た...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...この流れはある所で大きなミオーゼン湖となっている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかも背後に拠(よ)る所のある最小の盆地を求めたゆえに...
柳田國男 「地名の研究」
...その場所は、館(やかた)から四町も離れている木立の中だった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...当所にお養い下さるものと存じております」「いかにも...
吉川英治 「源頼朝」
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