...蓋し某君の夢にも想はなかつた所であらうと思ふ...
石川啄木 「歌のいろ/\」
...所があんな奴までが口を開けば眞面目くさつて生きなくちやあなりませんからなんていつてましたよ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...お鳥も何だか所帶(しよたい)じみて來たやうなのをあざけるつもりで...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...ゴミ車は吾妻橋の所で行方(ゆくえ)が分らなくなったのだが...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...」これを聞いた所長と看守長は...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...我國家に酬ゆる所...
竹越三叉 「深憂大患」
...總領の娘も其所に交ぢつて...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...そして自分を所有することは同時に一切を所有するということである...
辻潤 「自分だけの世界」
...正反対なものにぞくする(所謂自由主義は可及最大の自由を求める)...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...T氏はS氏と大学の同じ研究所で研究せられている友人であることが分った...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...入口の扉の所へさがって...
三好十郎 「猿の図」
...いる所にいさせて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...凸凹の・ざらざらした・場所にとまって休む蠅みたいだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...地方こそは特殊な材料の所有者であり...
柳宗悦 「民藝の性質」
......
藪田忠夫 「休日に」
...それから公孫の所へ行って...
吉川英治 「三国志」
...決断所ノ寄人(よりゅうど)などはあの仁(じん)の能(のう)でないとみな言います...
吉川英治 「私本太平記」
...到る所のそれらの朽木には種々雑多な茸が生えていた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??