...善良なりし村家(むらや)の戸毎(こごと)から酒気溢れ...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...閉ぢたる戸毎に不順の色見え...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...戸毎に日章旗がひらひらとはためいている...
梅崎春生 「風宴」
...ラジオの高声器のある戸毎家毎には...
海野十三 「空襲葬送曲」
...それに戸毎の戸袋には意匠がほどこしてあるのである...
小穴隆一 「又三郎の学校」
...船に乗れば陸(くが)情あり暮の秋能すみし面の衰へ暮の秋大正七年秋天の下(もと)に野菊の花弁欠く大正七年十月二十一日 神戸毎日俳句会...
高浜虚子 「五百句」
...千歳村でも戸毎に蚕(かいこ)は飼いながら...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...いまいった通りの戸毎に人が出て...
中里介山 「大菩薩峠」
...瞽女(ごぜ)は村落(むら)から村落(むら)の「まち」を渡(わた)つて歩(ある)いて毎年(まいねん)泊(と)めて貰(もら)ふ宿(やど)に就(つい)てそれから村落中(むらぢう)を戸毎(こごと)に唄(うた)うて歩(ある)く間(あひだ)に...
長塚節 「土」
...田舍の百姓家を戸毎に尋ね廻つて一種の調子を持つた言語で押し強く藥を勸める...
長塚節 「彌彦山」
...夜(よる)は戸毎(こごと)の瓦斯(がす)と電燈(でんとう)を閑却(かんきやく)して...
夏目漱石 「門」
...リュー・ド・グルネルの家を戸毎に訪ねて廻ったけれどもルイズのようすは全くわからなかった...
浜尾四郎 「殺人狂の話」
...戸毎に勤労奉仕が課せられた...
原民喜 「小さな村」
...人不足ガソリン不足で正月来一度もくみとりが来ず戸毎に大恐慌で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...路地から路地へと戸毎に訪問し...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...主人の居ない家では戸毎大抵馬を飼ふのである...
吉江喬松 「山岳美觀」
...順に戸毎(こごと)を覗きこみ...
吉川英治 「私本太平記」
...「町家(まちや)の戸毎(こごと)も...
吉川英治 「平の将門」
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