...今週の試験は戦々兢々でした...
...彼女が運転する車に乗るといつも戦々兢々です...
...戦々兢々しながらスピーチをするのは難しいです...
...不安な出来事があったので、彼は戦々兢々だった...
...新しい職場での初日は戦々兢々でした...
...小心にも戦々兢々としてゐる...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...戦々兢々(せんせんきょうきょう)とした...
谷崎潤一郎 「細雪」
...戦々兢々(きょうきょう)として明かし暮らしぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...きみは実に戦々兢々としているじゃないか! きみはばかなことばかりいって...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...戦々兢々(きょうきょう)として自分だけを守ってる愛情だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...われは心窃(ひそか)に赤痢(せきり)に感染せしなるべしと思ひ付くや人の話にてこの病の苦しさを知り心は戦々兢々(せんせんきょうきょう)たり...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...戦々兢々(せんせんきょうきょう)としているじゃないかと云った...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...心中は戦々兢々(せんせんきょうきょう)と...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...その群を見るに毎時(いつ)も戦々兢々としている...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...戦々兢々(きょうきょう)たる娘...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...戦々兢々として四辺を見まはしながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...ただ死ぬまで戦々兢々として...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...常に家にありてわずかに貯えた物を護るに戦々兢々(きょうきょう)の断間(たえま)なく...
南方熊楠 「十二支考」
...ただし戦々兢々と心配してではございません...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただ楽屋に控えている翁の耳と眼ばかりを恐れて戦々兢々(せんせんきょうきょう)として一番一曲をつとめ終り...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...彼は戦々兢々(せんせんきょうきょう)として馳け違いながら立ち働く兵士たちの間から...
横光利一 「日輪」
...戦々兢々(せんせんきょうきょう)として門を閉じ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...議員達も戦々兢々(せんせんきょうきょう)と云う有様でした...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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