...『一円の金でもそれは人力車夫が三日働かねば得られないものだ』と父に戒められたことを記憶してゐます...
有島武郎 「農場開放顛末」
...戒めたものであるらしい...
淡島寒月 「梵雲庵漫録」
...これは大事のことであれば考違ひをしてはならぬと戒める……...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...悪をなす者をして懲りて戒めを知らしむ...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...汝ら敵の戰利また餌(えば)となることなからずや?敵は汝の堅城を破壞することなからずや?此事汝晝に夜に常に心に戒めよ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...祇園通いをする父がもう戒め得なかった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...「禍は試練となり、罪のつぐないとなり、戒めとなり、後の世の幸福のもとになるからであります」「なぜ禍が後の世の幸福となりますの?」孤児の問いは切実である...
永井隆 「この子を残して」
...自分たちの戒めとするのもよかろう...
永井隆 「この子を残して」
...人に隠れた場所に限るというような戒めを持っていたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...大橋社長が日本地誌の編輯をしてゐる花袋を戒めて...
正宗白鳥 「編集者今昔」
...抽斎は自ら戒め人を戒むるに...
森鴎外 「渋江抽斎」
...教え戒める例に引き直されたのは...
柳田国男 「年中行事覚書」
...と同時に単にこれを各自の家庭の問題として取扱うことを戒めたいと思う...
柳田国男 「木綿以前の事」
...それから後は手を触れることを戒めた...
柳田国男 「雪国の春」
...「しかしゆだんはならない」私はこう私自身を戒めた...
山本周五郎 「青べか物語」
...甲斐はつねにそれを戒めて来た...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...計があるやも知れぬ」味方の軽はずみを戒めて戦っていたが...
吉川英治 「三国志」
...くれぐれも戒めた...
吉川英治 「三国志」
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