...戒めに位ならうといふものです...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「笑」
...これを以て上(かみ)王者を諷(ふう)し下(しも)官僚を戒めて来たものである...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...友達に戒められて思ひ止(とゞ)まつてしまつた...
薄田泣菫 「茶話」
...亡父の戒めかも知れない...
太宰治 「服装に就いて」
...何うして母親にあれほど行つてはならないと厳しく戒められながら平気でそこに出かけて行つたか...
田山録弥 「花束」
...先鋒の中の奮戰戒めよ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...さりながら父の戒め...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...祇園通いをする父がもう戒め得なかった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...自分たちの戒めとするのもよかろう...
永井隆 「この子を残して」
...君子に三ツの戒めあり...
中里介山 「大菩薩峠」
...私に気をつけるように戒め...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...知合いの従僕を見ても挨拶をしてはならんぞと固く戒めておきながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...かたく私たちを戒めた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...古来読書の法について書いた人は殆どすべて濫読を戒めている...
三木清 「如何に読書すべきか」
...諸比丘を戒めた偈(げ)に...
南方熊楠 「十二支考」
...五つの戒めも完全に保っておゆきになれるかも疑問なのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...雪女が出るから早く帰れと戒めらるるは常のことなり...
柳田国男 「遠野物語」
...その戒めを犯した罰が怖ろしかったためで...
柳田国男 「年中行事覚書」
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