...畏(おそ)る可く、戒む可し...
芥川龍之介 「骨董羹」
...我等は更らに一層戒むるところがなければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...放縦なる生活に陥れんとするものあるは戒むべきである...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...他の貪官汚吏(どんかんおり)を戒むるくらいの事はなんでもない...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...記して血氣の士を戒む...
大町桂月 「多摩川冒險記」
...これもまた大いに戒むべきことである...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...父母より受けたる身体髪膚(はっぷ)を妄(みだ)りに毀(やぶ)り傷つくるは古人の戒むるところであるのに...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...其の黨人を戒むるの言に曰く...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の党人を戒むるの言に曰く...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...狐人に戒むるに獅子人の存在をもってする...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...退いては弟子の僻見を戒むる為に...
中里介山 「法然行伝」
...正忠を恋の猛者ぞと友の云ふ戒むるごとそそのかすごと正忠は山城正忠君の事で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...養生法においてもっとも戒むるところなれば用心せざるべからず...
福沢諭吉 「学者安心論」
...苟(かりそ)めにも健康を害するの不養生を戒む可(べ)し...
慶応義塾 「修身要領」
...在昔(ざいせき)はこれを戒むるの趣意...
福沢諭吉 「日本男子論」
...その流行のいよいよ盛んなるに従って自ら戒むるの法もいよいよ綿密にして...
福沢諭吉 「日本男子論」
...客席より大欠伸して戒むる長髪の人士を故人芥川龍之介となしてゐる件りがあるが...
正岡容 「浅草燈籠」
...われは堕(お)ちじと戒むる沙門(しゃもん)の心ともなりしが...
森鴎外 「うたかたの記」
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