...「警官の山? そんなものは我輩にとっては無に等しい...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...しかし我輩個人としては西洋人には負けぬ...
大隈重信 「始業式に臨みて」
...〔人の心に変化を惹起したい〕ここに於て我輩不肖なりといえども...
大隈重信 「政治趣味の涵養」
...おまけに我輩はこの学制改革の首謀者の一人として...
大隈重信 「青年の天下」
...我輩の先生を尊ぶゆえんも此処(ここ)である...
大隈重信 「福沢先生の処世主義と我輩の処世主義」
...ほとんど我輩の口を藉(か)って述ぶるの必要がないのである...
大隈重信 「平和事業の将来」
...我輩も時々鎗込(やりこ)められる事があるが...
大隈重信 「我輩は何故いつまでもすべてに於て衰えぬか」
...我輩は伊東巳代治男及び星亨氏が...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...我輩は閣下の生涯に汚点少なからむことを望みたり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...我輩の甚だ閣下の為めに悲む所なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...そこは我輩もよき汐合(しおあい)を見てと思っているうち新聞の方でとうとう堪え切れず...
中里介山 「生前身後の事」
...我輩の前および彼ら二人の前にはいかなる出来事が横わりつつあるか...
夏目漱石 「倫敦消息」
...能弁なる彼は我輩に一言の質問をも挟(さしは)さましめざるほどの速度をもって弁じかけつつある...
夏目漱石 「倫敦消息」
...我輩の勤めている役所に来ている人々は公式にその国の政府から任命されたるものでないから...
新渡戸稲造 「真の愛国心」
...我輩は右の話を聞て余処(よそ)の事とは思わず...
福沢諭吉 「女大学評論」
...我輩今日一等進みました」「エ」トお政は此方(こなた)を振向き...
二葉亭四迷 「浮雲」
...我輩は始めこれは箕作博士の鋳造された訳語であると信じておったが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...我輩は本書第一版以下を閲読して懇切なる批評と指教とを与えられたる友人各位...
穂積陳重 「法窓夜話」
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