...京都衛戌講話に「戦争史大観」を試みたが...
石原莞爾 「戦争史大観」
...廿八日、庚子、晴、戌剋、鎌倉中聊か騒動す、道路其故無くして鼓騒す、是歳末の劇に非ず、謀叛を発すの輩有るかの由、其疑有りと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...十七日、癸酉、晴、戌剋三度地震...
太宰治 「右大臣実朝」
...六甲は甲子、甲戌、甲申などの甲の六日を指している...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...もう戌刻(いつつ)(八時)過ぎ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――昨夜(ゆうべ)戌刻(いつつ)(八時)少し過ぎでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...戌刻(いつゝ)過(す)ぎになつてから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その晩の戌刻(いつつ)半(九時)頃...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...店は戌刻(いつつ)半(九時)頃に閉めましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...『戌刻(いつゝ)半でせうね』と番臺で念を押した」「成程ね」「夜中に曲者が入つたやうに宅の市は言つて居るが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...成化戊戌(つちのえいぬ)の年の述作にかかる『和唐詩』四冊...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...パタ/\小(ちひ)さな跫音(あしおと)のするのを聞(き)きつけ一心(しん)に其方(そのはう)を見戌(みまも)つて居(ゐ)ました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...しかるに今は戌宮に居る...
南方熊楠 「十二支考」
...文化十一年甲戌の元旦にも...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...夜戌刻(いぬのこく)に忠之は成瀬を見舞ひに往(い)つた...
森鴎外 「栗山大膳」
...元祿七年甲戌(かふじゆつ)十一月二十三日と書してある...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...丸の内倶楽部(くらぶ)の庚戌会(こうぼくかい)で...
夢野久作 「少女地獄」
...戌(いぬ)の下刻(げこく)風...
吉川英治 「新書太閤記」
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