...その間彼のあわれなる妻子は、飢えたる腹をかかへて、言い知れぬ悲嘆の泪に暮れるばかり、守護の天使とても、境涯の懸隔は、これを如何ともするに由(よし)なく、ただ空しく、遠方から淪落(りんらく)の痴漢の暗き行末を、あわれみの眼もて見送るより外に、せん術(すべ)がないのである...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...貧富の懸隔に対する不平の念が増進する...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...何という幸不幸の懸隔のあることでしょう...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「織成」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...勿論我々の思想は旧時代のいわゆる日本画とはあまりに懸隔している...
津田左右吉 「芸術と社会」
...第一に印度と支那とは互に懸隔せる地域であって...
津田左右吉 「東洋文化、東洋思想、東洋史」
...所詮その感情の甚だしく懸隔せるが故に外ならず...
津田左右吉 「仏教史家に一言す」
...しかしてたといかくのごとくその懸隔あるももって天を尤(とが)むべからず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...御話の面白さもまたこの服装の相違くらい懸隔(けんかく)しているかも知れませんから...
夏目漱石 「中味と形式」
...彼女はまるで身分の懸隔でもある人の前へ出たような様子で...
夏目漱石 「道草」
...彼の現在の状況とこれからどうしても辿りつかなければならない目標との間の懸隔の激しさに彼は呆然としてしまった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...」警部は俺の声名と風采とが余りに懸隔があると思つたらしかつた...
平出修 「畜生道」
...第一妻(つま)として迎(むか)へ取るには餘りに身分の懸隔(けんかく)がある...
三島霜川 「平民の娘」
...自分も八の宮夫人と家柄の懸隔のあるわけではない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...兎に角齡の懸隔は小さからう筈が無い...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...主従の間にそんなに懸隔をおかない家風こそ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...貧富の懸隔(けんかく)が生じるなら...
柳宗悦 「民藝四十年」
...甚だしく懸隔(けんかく)していることが...
吉川英治 「新書太閤記」
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