...と二人斉(ひと)しく問懸くれば...
泉鏡花 「活人形」
...再び件(くだん)の穴に入り冥途(よみじ)を歩みて壇階子に足踏懸くれば月明し...
泉鏡花 「活人形」
...いやさきに彼は懸く兵車競ひの賞の品...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...更に激しき*拳鬪の競技の上に賞を懸く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...825*ペーレーデースやがて又鑄鐵の球賞に懸く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
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徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...皆々能(よく)心懸くべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...毅堂先生絶句三幅を懸く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...其水形垂簾を懸くが如し...
長塚節 「草津行」
...追い懸くる冥府(よみ)の神を...
夏目漱石 「虞美人草」
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前田普羅 「普羅句集」
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松本たかし 「松本たかし句集」
...獅それは不便だ以後我と伴れて出懸くべしとて一緒に打ち立つ事とした...
南方熊楠 「十二支考」
...押し付け娵入(よめい)りに推し懸くるところを見た人はという事ほど...
南方熊楠 「十二支考」
...欧州では古英国のサー・ベヴィス・オヴ・ハムプタウンがダマスクスの土牢を破り逃ぐる時追い懸くるサラセン軍の猛将グラウンデールを殺し...
南方熊楠 「十二支考」
...今もこの辺で元三大師の手印などを門上に懸くる...
南方熊楠 「十二支考」
...果して豕を螫し殺すか試(ため)さんと心懸くるも...
南方熊楠 「十二支考」
...気に懸くるには及ばぬ...
吉川英治 「源頼朝」
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