...彼は懶惰だから、いつも仕事を遅らせてしまう...
...勉強せずに懶惰に過ごすのは損だと思う...
...懶惰な生活を送っていると、健康にも悪い影響がある...
...懶惰な人生はつまらないと思う...
...社会人として、懶惰な態度は避けたい...
...10夢想の家は疊に寢そべる者の懶惰なる安逸を拒まない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...無學にして懶惰なる余は...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...オフルの金を以て懶惰貪慾不義をも粧(よそお)いたまうなれば...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...懶惰を極めた安逸生活といかに似合ひの相棒であるかを明示した...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...そしてそれを発明したのは小心者の癖に懶惰者(なまけもの)である「教育者」といふ階級である...
薄田泣菫 「茶話」
...懶惰...
太宰治 「道化の華」
...無頓着(むとんじゃく)な懶惰(らんだ)な者としてクリストフが知っていたそれらの人々は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...懶惰と云ふものは生来知らない...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...私は懶惰者でその原稿を預かつて置いて訂正しなかつたため...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...わたしは獸(けだもの)のやうに靴をひきずりあるいは悲しげなる部落をたづねてだらしもなく懶惰(らんだ)のおそろしい夢におぼれた...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...あたかも彼が密かに懶惰に耽る自分の家の楽しい煖炉棚(レジャンカ)か...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...学者の懶惰(らんだ)と言うべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...懶惰(らんだ)不養生の悪事なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...懶惰(らんだ)の状態が...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...然し一日も休まぬといふことを何よりの誇りとしてゐる仲間の方では恐らく彼のやうな怠け者の姿をよしや見附けたところで見ぬふりして過ぎた筈(はず)である――彼の顔面は懶惰(らんだ)の羞恥(しうち)で堅くなつてゐた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...工藝は懶惰(らんだ)を許さない...
柳宗悦 「工藝の道」
...ところへ外からおとずれたのは居残っていた(この母の言葉を借りて言えば)懶惰者(なまけもの)...
山田美妙 「武蔵野」
...懶惰(らんだ)な人間のそれとはまったく違う...
吉川英治 「宮本武蔵」
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