...彼は懶惰だから、いつも仕事を遅らせてしまう...
...勉強せずに懶惰に過ごすのは損だと思う...
...懶惰な生活を送っていると、健康にも悪い影響がある...
...懶惰な人生はつまらないと思う...
...社会人として、懶惰な態度は避けたい...
...無學にして懶惰なる余は...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...自ら道を開かむとする要求を感ぜざる懶惰が挾まれることである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...文人特有の狷介(けんかい)と懶惰(らんだ)とズボラが累をなして同郷の先輩に近づかず...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...これは懶惰(らんだ)な勉強をしない人の口実にするところであるが...
大隈重信 「始業式に臨みて」
...ヂストマと懶惰漢(なまけもの)と国民党員の多い所だが...
薄田泣菫 「茶話」
...そしてそれを発明したのは小心者の癖に懶惰者(なまけもの)である「教育者」といふ階級である...
薄田泣菫 「茶話」
...又(また)は懶惰女(ぶしゃうをんな)の頭髮(かみのけ)を滅茶滅茶(めちゃめちゃ)に縺(もつ)れさせて...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...これを利用もせず懶惰(らんだ)に日を送れば...
新渡戸稲造 「自警録」
...懶惰最も極めたり...
萩原朔太郎 「氷島」
...その学者は決して懶惰(らんだ)無為(むい)に日月(じつげつ)を消する者に非ず...
福沢諭吉 「学問の独立」
...低き賃銀、薄き利潤、倹素な衣食に甘んじつつ過度の勤労に服する支那人に対して、一般に生活の向上した日本人が競争し得ないのは明かな事実ながら、猶併し予等は殖民地の邦人気質が概して下級労働を嫌忌し、懶惰、尊大、贅沢、虚栄の中に不当の利潤を求めて其日を送る風のあるのを否み難い...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...久しい世人の自暴や懶惰(らんだ)――それから生じた不安や道義の乱脈さは...
吉川英治 「大岡越前」
...なほどんな懶惰をやり...
吉川英治 「折々の記」
...天が自分らの懶惰(らんだ)を誡(いまし)むるものであると思って...
吉川英治 「三国志」
...至って懶惰(らんだ)な人間です...
吉川英治 「三国志」
...あとは懶惰(らんだ)を楽しみたがる...
吉川英治 「新書太閤記」
...またですか」上層の驚かないのと、彼等の驚かないのとは、質はちがうが、いずれにしても、京都のもっている爛熟(らんじゅく)、懶惰(らんだ)、軽佻(けいちょう)の空気はすこしも革(あらた)まらない...
吉川英治 「源頼朝」
...何たる懶惰(らんだ)な...
吉川英治 「宮本武蔵」
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