...彼は懶惰だから、いつも仕事を遅らせてしまう...
...勉強せずに懶惰に過ごすのは損だと思う...
...懶惰な生活を送っていると、健康にも悪い影響がある...
...懶惰な人生はつまらないと思う...
...社会人として、懶惰な態度は避けたい...
...すべての種類の怠慢と懶惰(らんだ)...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...10夢想の家は疊に寢そべる者の懶惰なる安逸を拒まない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...求道の生活を送る者にとつて最も戒むべきは洵に懶惰と利己との混入することである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...正しい仕事を選び得たものは懶惰(らんだ)であることが出来ないのだ...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...この懶惰(なまくら)な芸人は手脚(てあし)をもじもじさせてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...又(また)は懶惰女(ぶしゃうをんな)の頭髮(かみのけ)を滅茶滅茶(めちゃめちゃ)に縺(もつ)れさせて...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...そうした懶惰な認識に仮睡を与えることが道義的感触の役目となる...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...その懶惰(らんだ)な優美さと表面の享楽主義との下に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...懶惰と云ふものは生来知らない...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...これを利用もせず懶惰(らんだ)に日を送れば...
新渡戸稲造 「自警録」
...一言にしていえば、男性としての無分別な本性が――野卑で、鈍重で、家事の切盛りにも精神的な確信にも向かない、懶惰で、しかも間断なき猜疑と永遠の恐怖に充たされた本性が、万事にそれと窺われるのであった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...学者の懶惰(らんだ)と言うべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...ト云ッたら或は「イヤ懶惰で鉄面皮で自惚で法螺を吹くから...
二葉亭四迷 「浮雲」
...今度(こんど)は「懶惰者(なまけもの)の聲(こゑ)」を』とグリフォンが云(い)ひました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...工藝は懶惰(らんだ)を許さない...
柳宗悦 「工藝の道」
...懶惰放縦(らんだほうじゅう)な生活から一躍して...
吉川英治 「新書太閤記」
...「骨髄にまで沁みこんで来た半生の懶惰(らんだ)や悪の垢を洗いそそぎ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...懶惰(らんだ)な人間のそれとはまったく違う...
吉川英治 「宮本武蔵」
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