...彼は懶惰だから、いつも仕事を遅らせてしまう...
...勉強せずに懶惰に過ごすのは損だと思う...
...懶惰な生活を送っていると、健康にも悪い影響がある...
...懶惰な人生はつまらないと思う...
...社会人として、懶惰な態度は避けたい...
...魂は決して安逸(あんいつ)懶惰(らんだ)を願わない...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...この懶惰(なまくら)な芸人は手脚(てあし)をもじもじさせてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...懶惰者(なまけもの)の大学生のやうに昼寝をしてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...何ういうつもりで書いたのだろう? 自分は平常(ふだん)懶惰者(なまけもの)で通っている...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...彼らの愛すべき懶惰な心は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...横田があの通り懶惰(ものぐさ)だから...
豊島与志雄 「反抗」
...私は懶惰者でその原稿を預かつて置いて訂正しなかつたため...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...唯懶惰(らんだ)淫恣(いんし)な生活のみを欲している女ほど始末にわるいものはない...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...先天的に懶惰であつたりする男が...
萩原朔太郎 「所得人 室生犀星」
...さうして砂原へ天幕(てんと)を張り懶惰(らんだ)な日にやけた手足をのばしてやくざな人足どもと賭博(ばくち)をやらう...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...その懶惰な雌犬は魚芳のゴム靴の音をきくと...
原民喜 「翳」
...ト云ッたら或は「イヤ懶惰で鉄面皮で自惚で法螺を吹くから...
二葉亭四迷 「浮雲」
...またとうぶん情痴(じょうち)と懶惰(らんだ)の生活が続いた...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...懶惰(らんだ)なる者...
正岡子規 「俳諧大要」
...その蛙は貪慾、蛇は嫉妬、山羊は不貞、獅は瞋恚、孔雀は虚傲、亀は懶惰、豕は大食を表わす(『ノーツ・エンド・キーリス』九輯六巻一三六頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...工藝は懶惰(らんだ)を許さない...
柳宗悦 「工藝の道」
...天が自分らの懶惰(らんだ)を誡(いまし)むるものであると思って...
吉川英治 「三国志」
...決して懶惰(らんだ)ではございません...
吉川英治 「新・水滸伝」
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