...白隱はそれにも懲りずに惠端に師事したさうだ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...それで一昨年の失敗にも懲りずにまた立つのだというから……」「いや...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...先年の失敗(しくじり)に懲りずに...
薄田泣菫 「茶話」
...それでも次の狼は懲りずに上へあがろうとした...
田中貢太郎 「鍛冶の母」
...細君はそれにも懲りずに...
田山花袋 「蒲団」
...罐詰屋も懲りずにやって来た...
徳田秋声 「縮図」
...これにも懲りずに...
中谷宇吉郎 「雑記」
...冷害がくれば一たまりもないのにいつまでも懲りずに米を作っているのは...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...矢張りこれに懲りずに自画像をかけよ……」「うむ...
牧野信一 「悪筆」
...それにも懲りずに...
槇本楠郎 「きんまくわ」
...小侍従にもなお懲りずに督(かみ)は恋の苦痛を訴えて来た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...まだ懲りずにあなたのお言葉に信頼しようと思います」と言い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...懲りずに叩いて、ゆさぶるうちに、朽ちた扉は倒れました...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...これに懲りずに、どうぞ御上京のみぎりは御立ち寄り下さい...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
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