例文・使い方一覧でみる「懊」の意味


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...徒らに惱することを輕めようと思つた方が多かつた...   徒らに懊惱することを輕めようと思つた方が多かつたの読み方
伊藤左千夫 「水害雜録」

...何程恐怖絶望の念に惱しても...   何程恐怖絶望の念に懊惱してもの読み方
伊藤左千夫 「水害雜録」

...わが悩(なやみ)のこれと向いて天秤(はかり)にかけられんことを」というは...   わが懊悩のこれと向いて天秤にかけられんことを」というはの読み方
内村鑑三 「ヨブ記講演」

...またの悩の原因であったのである...   またの懊悩の原因であったのであるの読み方
内村鑑三 「ヨブ記講演」

...私は悩(おうのう)のたえ切れない苦しさを少しでも軽くしようと冀(ねが)って...   私は懊悩のたえ切れない苦しさを少しでも軽くしようと冀っての読み方
海野十三 「三角形の恐怖」

...まんじりともせず悩し切った頭には...   まんじりともせず懊悩し切った頭にはの読み方
橘外男 「仁王門」

...へんに(じ)らされているものだから...   へんに懊らされているものだからの読み方
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」

...男を(じ)らすことに特別な興味を抱く侍従の君が...   男を懊らすことに特別な興味を抱く侍従の君がの読み方
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」

...こんなにお前にらされりゃあ...   こんなにお前に懊らされりゃあの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...自然派の巨匠が一生をそれに捧げて悩し...   自然派の巨匠が一生をそれに捧げて懊悩しの読み方
田山録弥 「小説新論」

...細君は手伝に来ている姉から若い女門下生の美しい容色であることを聞いて少なからず悩(おうのう)した...   細君は手伝に来ている姉から若い女門下生の美しい容色であることを聞いて少なからず懊悩したの読み方
田山花袋 「蒲団」

...自分相当の悩を重ねて来た...   自分相当の懊悩を重ねて来たの読み方
中沢臨川 「愛は、力は土より」

...私は多年の間悩(おうのう)した結果ようやく自分の鶴嘴(つるはし)をがちりと鉱脈に掘(ほ)り当てたような気がしたのです...   私は多年の間懊悩した結果ようやく自分の鶴嘴をがちりと鉱脈に掘り当てたような気がしたのですの読み方
夏目漱石 「私の個人主義」

...悩(おうのう)に掻(か)き乱された頭に...   懊悩に掻き乱された頭にの読み方
室生犀星 「幻影の都市」

...いろいろ悩の種があつたらしく...   いろいろ懊悩の種があつたらしくの読み方
吉井勇 「青春回顧」

...そのじりじりとする悶(おうもん)を紛(まぎ)らわすように黒塗の欄へもたせた忠房の後ろに待ちかねた近侍の衣音(きぬおと)がしたので...   そのじりじりとする懊悶を紛らわすように黒塗の欄へもたせた忠房の後ろに待ちかねた近侍の衣音がしたのでの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...悩煩悶(おうのうはんもん)したあげく...   懊悩煩悶したあげくの読み方
吉川英治 「三国志」

...父の悩(おうのう)を見る気になれない...   父の懊悩を見る気になれないの読み方
吉川英治 「三国志」

「懊」の読みかた

「懊」の書き方・書き順

いろんなフォントで「懊」

「懊」の英語の意味


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