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饗庭篁村 「木曾道中記」
...顧みて憮然之を久しくす...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...斯く考へて春三郎は憮然とした...
高濱虚子 「續俳諧師」
...どんなに苦しんでることか」慷堂は憮然(ぶぜん)たる表情で...
高見順 「いやな感じ」
...」憮然と部屋の隅につつ立つてゐた青年は...
太宰治 「火の鳥」
...安重根 (憮然と)何だ...
林不忘 「安重根」
...私は憮然として丹那トンネルの困難を説いて...
中井正一 「支部図書館三周年に寄せて」
...八丁徳 (憮然として)わし達の渡世は...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...……それから日没の街を憮然(ぶぜん)と歩いている彼の姿がよく見かけられた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...領主のビンセント卿だけが椅子に憮然(ぶぜん)と座っていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...憮然(ぶぜん)としてしまった...
吉川英治 「大岡越前」
...憮然(ぶぜん)としていた...
吉川英治 「黒田如水」
...憮然(ぶぜん)と...
吉川英治 「三国志」
...曹操は報を受けて憮然(ぶぜん)とし...
吉川英治 「三国志」
...もう二度と見る勇気も別れの惜しみもないようにその手を憮然(ぶぜん)と胸に拱(く)んでしまった...
吉川英治 「私本太平記」
...お互いに憮然(ぶぜん)として...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ゆくゆくご油断あそばさぬように」十四老公は憮然としていつまでも唇をつぐんでいた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...老人は憮然としながら...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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