...次の休憩時間に、葉巻を求めて出て来た所が、それは失踪している...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...九時半の休憩時間は十五分しかなかった...
徳永直 「工場新聞」
...十分間の休憩時間です...
豊島与志雄 「エスキス」
...又ひとりで石の上や小川のへりに憩(いこ)ふとき...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...あるいは自分の疲れた体を憩うて身体の健全を維持する望を懐き...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...「聖家族の憩(いこ)い」は「キリストの幼時(作品二五)」の一節で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...休憩室に宛てられた事務所の二階へ歩を移した...
羽志主水 「監獄部屋」
...水夫たちは、相手がいなくなったので、極度の緊張から解放されて、煙草(たばこ)に火をつけて、休憩した...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...研究室の学生よりもうまくやる」廿分ほど休憩すると...
久生十蘭 「キャラコさん」
...水飲み場のついた混凝土(コンクリート)の小さな休憩所がある...
久生十蘭 「キャラコさん」
......
三好達治 「艸千里」
...岡の斜面に臨んだ村はずれの旅店に休憩して...
柳田國男 「地名の研究」
...土地の人々には休憩であり昼寝であって...
柳田国男 「雪国の春」
...白玉山の山腹にある伊藤さんの官舎に小憩して令夫人にお目に掛つた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...一日のお憩(いこ)いもなく...
吉川英治 「私本太平記」
...ここで小憩(しょうけい)がある...
吉川英治 「私本太平記」
...小憩のお座所にあてた便殿の階下へ行ってみた...
吉川英治 「私本太平記」
...みくるまは、ふもとの善法律寺(ぜんぽうりつじ)に前夜からお待ちしており、ここで小憩の後、夕方までにご帰洛という順序...
吉川英治 「私本太平記」
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