...忌々(ゆゝ)しき「死」の大君(おほぎみ)は貴(あて)なる人も憚(はゞか)らず...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「泣けよ戀人」
...己(うぬ)が勝手に尊皇愛国を狭く解釈して濫りに不敬呼ばはりするは恐れ多くも皇室の稜威(みいつ)を減ずる憚(はゞかり)ある次第だ...
内田魯庵 「犬物語」
...でなくば世間を憚らない突飛な無分別者である...
内田魯庵 「犬物語」
...何かそれを口にするのが憚(はばか)られた...
高見順 「いやな感じ」
...噂(うわさ)が事実になってしもてからかいって人目を憚(はばか)るようになるなんて...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...風のやうな水のやうな生活何物をも恐れない誰をも憚らない生活すなほにつつましくあたたかい...
種田山頭火 「其中日記」
...忌憚のないところを申し上げるためであったかもしれません...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...そういうことには憚(はばか)りながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...それに、憚りながら、この兄さんは足が少々達者でしてね、飛騨の高山であろうと、越中の富山であろうと、ほんの少々の馬力で、御用をつとめますから、その方もまあ御安心くださいまし」「いったい、高山のどこへ預けて来たんですよ」「こうなっちゃ、すっかり白状してしまいますが、あの宮川通りの芸妓屋(げいしゃや)、和泉屋の福松という女のところへ、確かに三百両預けて参りました」「あの福松に――憎らしい」お蘭どのは、どうした勘違いか、がんりきの膝をいやッというほどつねり上げたから、「あ痛! 何をしやがる」と、百の野郎が飛び上ったのは当然です...
中里介山 「大菩薩峠」
...大諸侯といえども彼の勢力を憚(はばか)らずしては事がなせない...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこは憚(はばか)りながら芸が身を助ける自分の力...
中里介山 「大菩薩峠」
...夫のためにのみ存在する妻を最初から仮定して憚(はば)からなかった...
夏目漱石 「道草」
...人に顏を見られるのを憚(はゞか)るやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...憚(はばか)りながら――」「まあいい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...嫌疑を憚らず左様(そう)いう訳(わ)けで私は若い時から婦人に対して仮初(かりそめ)にも無礼はしない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...死所を得たものだと云ふことを憚らない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...われは將にその不必要なることを言ふを憚らざらむとす...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...わしをして忌憚(きたん)なくいわしめるなら...
吉川英治 「三国志」
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