...その(憚り様ね)を...
泉鏡花 「女客」
...世界に向って宣言して少しも憚(はばか)らぬのである...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...彼女としては早く知らしてやつた方が行き届いてゐることは分つてゐたのだが、「憚りながら、とうに戻つて来てをりますから御安心下すつて結構です、いろ/\お手数をかけましたが、もう御入用はありますまいな」と、皮肉交りに云はれさうなのが業腹(ごうはら)で、つい延び/\にしてゐたのである...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...何か自分流儀な潔癖をもつたT―自身と細君の気分に闖入して行くのも憚られた...
徳田秋聲 「和解」
...このなかに印度の言葉がわかる奴は憚(はばか)りながらこの道庵のほかには無(ね)え...
中里介山 「大菩薩峠」
...――憚(はゞか)り乍ら八五郎は錢形平次の子分だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...憚(はゞ)かり恐るゝ色もないお禮の無反省が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これで突かれちや――」「磔刑(はりつけ)をされるやうなもので」平次が憚かつて言はなかつたことを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此消息(このせうそく)は人目(ひとめ)の關(せき)の憚(はヾか)りもなく...
樋口一葉 「曉月夜」
...あたり憚らぬ高声で...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...ただ世間を憚(はばか)ればこそ...
福田英子 「妾の半生涯」
...男に対する女の官能の面も鋭く忌憚なく描こうと試みられている...
宮本百合子 「「或る女」についてのノート」
...忌憚にふれるものを強いてかこうともしているわけでなし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...」わたくしは忌憚(きたん)なき文字二三百言を刪(けづ)つて此に写し出した...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...他聞を憚るということはおわかりでしょう...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...云ひ憚る人がある...
吉川英治 「折々の記」
...忌憚(きたん)なくいえ」「されば...
吉川英治 「新書太閤記」
...それも、公儀を憚って、明らさまに、顔も姿も見せることはできない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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