...あの人は憑拠されているようだ...
...憑拠された人が激しく暴れた...
...彼女は憑拠されるように変な言動をする...
...幽霊の憑拠というトピックが話題に上がった...
...憑拠にはどう対処するか、専門家にアドバイスを求めた...
...曰く国庫の資を以て蒐集したる断簡零墨を憑拠として漫(みだり)に賢相名臣の跡を抹殺すと...
津田左右吉 「史論の流行」
...基督(キリスト)教の信仰と羅馬(ローマ)以降の法律の精神にはまだまだ憑拠するに足るべき力があるもののように思いなしていたのだ...
永井荷風 「花火」
...その人に稲荷様が憑拠(とっつ)くとか何とか云(いっ)て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...貴下の前著『和漢数学発達史』が今でも唯一の信頼すべき憑拠に有之候...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...明確なる記録の憑拠(ひょうきょ)するに足るべきもの殆ど存在せず...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...Mという被告の陳述を憑拠(ひょうきょ)として...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...所謂第二の手段の憑拠(ひょうきょ)となるべき...
夢野久作 「霊感!」
...併(しか)しベアトリチエは詩人が空想の女で史実には何の憑拠(ひようきよ)もないらしい...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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