...「ツイてる?」「憑きものだよ」真黒に陽やけした...
高見順 「いやな感じ」
...馬鹿野郎!」俺は憑きものを追い払うみたいに手を振った...
高見順 「いやな感じ」
...と見たとき、きたない乱杙歯(らんぐいば)をむき出して、「あんたが、それをやめりゃ、憑きものも、あんたから離れるね」「きいたような口を……」「だって、あんたの眼が猫みたいに光ってるのは、憑きものがついてる証拠だ...
高見順 「いやな感じ」
...怪しい憑きもののことが皆の頭をはなれないので...
田中貢太郎 「とんだ屋の客」
...もう憑きものをたしかめることはたくさんであるから...
田中貢太郎 「とんだ屋の客」
...酒も私には憑きものだ...
豊島与志雄 「憑きもの」
...憑きものがしゃべっているのではないぞ...
中島敦 「狐憑」
...普通(ふつう)憑きもののした人間は...
中島敦 「狐憑」
...普通のいわゆる憑きものと違うらしいことは...
中島敦 「狐憑」
...やはりこれは一種の憑きもののせいと考えていいのではないかと思っている...
中島敦 「狐憑」
...多くの物語をシャクに語らせた憑きものが...
中島敦 「狐憑」
...憑きものは落ちたが...
中島敦 「狐憑」
...憑きものがしやべつてゐるのではないぞ...
中島敦 「狐憑」
...憑きもののしてゐない彼等には...
中島敦 「狐憑」
...罪な話だ」山崎は憑きものがしたような眼付になって...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...他へ憑きものを移そうとしてもなんら物怪(もののけ)の手がかりが得られないのに困り...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...憑きものより外に...
室生犀星 「天狗」
...憑きものでもしたように...
山本周五郎 「山彦乙女」
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