「憐れむ」の意味
同情する
小説での「憐れむ」の使い方
...世間の人間のやうな憐れむべき顔にならうとは...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...自分を憐(あわ)れむともKを憐れむとも知れない哀情がこみ上げて...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...屋根裏に逃げ隠れているような奴を憐れむことはないのだ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...この際独り憐れむべきは...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...現時の各国民の生活はほとんどミニマムにまで低下したという憐れむべき状態である...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...まして一人だけ早く出勤して精励ぶりを認められようとする心事だとすれば稚気憐れむべしだ...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...寧(むし)ろ同病相憐れむ―――と...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...あんな弱い憐れむべき者を村では何故(なぜ)あのやうに虐待するのであらう...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...憐れむべしというゆえんである...
蜷川新 「天皇」
...流石に憐れむ人も有りて心は低(ひく)くせよ身をおしむな...
一葉 「暗夜」
...……どこまでも歩いてゆく」山瀬は憐れむように...
久生十蘭 「金狼」
...憐れむに耐えたといった面持で真名古の面をふり仰ぎながら...
久生十蘭 「魔都」
...なるほど噸数は一万噸、大砲は二十糎砲だからすごいには違いないが、憐れむべし、防禦力が零(ゼロ)である...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...憐れむべきにあらずや〔医師の話を聞くに...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...すこぶる憐れむべきあぶなっかしいことである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それかといって今更のように叔父を憐れむ気には毛頭なれない私であった...
夢野久作 「鉄鎚」
...そうか……」憐れむべし...
吉川英治 「三国志」
...「憐れむべき窮乏の状態」にあったといわれるが...
和辻哲郎 「鎖国」
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