...彼女は最近憂欝な気分だと言っていた...
...彼の表情からは憂欝な雰囲気が漂っていた...
...憂欝な気分を和らげる方法を探している...
...憂欝な状態に陥らないように気をつけよう...
...憂欝な気分になっても、自分で対処する方法を持とう...
...広い部屋はその為に一層憂欝に見えるらしかつた...
芥川龍之介 「或阿呆の一生」
...あるいは憂欝(ゆううつ)となって...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...夕方また気分が憂欝になり...
種田山頭火 「行乞記」
...馬鹿と話しつゞけて憂欝を湯にとかさう・地下足袋のおもたさで来て別れるボタ山の下でまた逢へた(緑平居)また逢うてまた酔うてゐる( 〃 )・小菊咲いてまだ職がない(闘牛児君に)留守番...
種田山頭火 「行乞記」
...よろめくや寒ン空ふけて電燈のひかりにうかぶや葉ぼたんひとり住むことにもなれてあたゝかく一月廿二日雨、憂欝な平静...
種田山頭火 「行乞記」
...――俊和尚が浮かない顔をしてゐると思つたら、夫婦喧嘩して奥さんが実家へ走つたといふ、いろ/\宥めて電話をかけさせる、私と俊和尚とは性情に於て共通なものを持つてゐる、それだけ一しほ人事とは思へない、彼も憂欝、私も憂欝になる...
種田山頭火 「行乞記」
...何となく憂欝になるし...
種田山頭火 「行乞記」
...ます/\憂欝になる...
種田山頭火 「行乞記」
...あるけばよろしい落葉かな(松)・どうにかならない人間があつい湯のなか(松)・ことしもをはりの憂欝のひげを剃る・藪かげあたゝかな鶲(ヒンコチ)の啼きよる・うめくは豚の餓えてゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...憂欝、哀愁、苦脳(マヽ)はてなし...
種田山頭火 「旅日記」
...憂欝たへがたいところへ敬君来庵...
種田山頭火 「道中記」
...そして憂欝になつた...
種田山頭火 「松山日記」
...……曇れば波立つ行く春の海の憂欝島をばらまいて海は夏めくいちにち日向でひとりの仕事柊屋(澄太居)よい眼ざめの雀のおしやべり風は初夏の...
種田山頭火 「松山日記」
...胸に憂欝の気が立ち罩める時がある...
豊島与志雄 「悲しい誤解」
...山田の頭に憂欝なものが立ちこめる...
豊島与志雄 「春盲」
...わたしは何やら憂欝になつて...
永井荷風 「畦道」
...また憂欝になりましたが...
林芙美子 「清修館挿話」
...梟の鳴いている、憂欝な森陰に、泥沼に浮いた船のように、何と淋しい長屋だろう...
林芙美子 「放浪記(初出)」
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