...」お富の返事は突慳貪(つつけんどん)だつた...
芥川龍之介 「お富の貞操」
...慳貪(けんどん)で...
芥川龍之介 「地獄変」
...慳相(けんそう)な女親が革鞄の口を切裂こうとして...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...氣ちがひじみたおしやべりをしたのだらう!」聲はなか/\慳貪であつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...私みたいな妙ちきりんなお客に対する給仕の待遇すこぶる突慳貪(つっけんどん)を極めてまるでどこかの外交員でも戸惑いして来たかのような扱いであったから...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...いま出発を前にして、もう窓からでさえその姿を見ることはあるまいと思うにつけ、邪慳で冷淡で、横柄な蔑(さげす)みのうす笑いを浮かべて受け答えをする女であるにせよ、やっぱり彼女が蠱惑的に見え、誇らしく思われ、この女から別れて行くことは私には怖ろしい、とてもできないと自覚するのだった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...「ナニこのごろは邪慳だと……?」ト何となく不平そうで「このごろ! フフムこのごろ!……」両人とも暫時無言...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...と突慳貪(つっけんどん)に云うンです...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...」孫四郎は邪慳にかう云ひ捨てて敷けば却つて冷た相な板のやうに重い座蒲団をドサリとわきへ放りなげ...
長與善郎 「青銅の基督」
...何を思って吹いたのかと尋ねたら何でもいいと何時になく邪慳(じゃけん)な返事をした...
夏目漱石 「幻影の盾」
...親父があんまり突(つ)っ慳貪(けんどん)なんで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お竹は邪慳な母お鶴の病いを癒さんと夜詣りをして雪中に凍(こご)えていると...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...邪慳(じゃけん)にあっちに行け...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...「お葉さん、これ以上、おれを苦しめてくれるな」「なにをいってるのさ」と、お葉は、邪慳に、十郎の手をふり払った...
火野葦平 「花と龍」
...邪慳(じゃけん)で親を親臭いとも思ッていないから悪(にく)くッて成りゃアしません」ト眼を細くして娘の方を顧視(みかえ)る...
二葉亭四迷 「浮雲」
...いい気味だとでも思っていなさるのかえ」「邪慳(じゃけん)なことを言いなさんな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...邪慳(じゃけん)に妾の腕を振払うと...
吉行エイスケ 「バルザックの寝巻姿」
...二三度両手で邪慳(じゃけん)に砂を掻廻(かきまわ)していた...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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