...彼らの慧眼を讚めたたへるのである...
伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...一)慧眼の士のみ私も常に俳句の新しい事を希(ねが)って居ることは人後に落ちない...
高浜虚子 「俳句への道」
...慧眼(けいがん)の士のみ夙(つと)にこれを知っておる...
高浜虚子 「俳句への道」
...それも主として彼の資金と張浩の慧眼とによって...
豊島与志雄 「秦の出発」
...エビルの慧眼(けいがん)が夫の顔色の変化を認めない訳がない...
中島敦 「南島譚」
...問題(トピック)を持たずしての心理的慧眼とは...
中原中也 「心理的と個性的」
...その後を跟(つ)けて居る者があると察したのは恐ろしい慧眼(けいがん)です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次は喧嘩を馴れ合いと睨(にら)んだのは慧眼(けいがん)でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...爪先と踵(かかと)が反って柔かい土へ舟形にめりこんでいるでしょう」「なるほど」平次の慧眼(けいがん)に一番先に感心したのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次の慧眼(けいがん)に見破られ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その棒を外へ――これで出ました――と言はぬばかりに置いて行くのは可怪しいぢやないか」「――」平次の慧眼(けいがん)は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それは平次の慧眼(けいがん)にも容易に解りません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こいつだ」ガラツ八は平次の慧眼にお辭儀をして了ひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...人間のせゐと見破つたガラツ八の慧眼(けいがん)は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...外面はいくらか自分の職業的慧眼(けいがん)を誇るようにさえ見える...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...その家主人の風流と慧眼とに感服したことがあった...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その慧眼(けいがん)と智慮は...
吉川英治 「三国志」
...さすが慧眼(けいがん)だった...
吉川英治 「三国志」
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