...チエホフを訓して知慧豊富(ちゑほうふ)と云ふ...
芥川龍之介 「骨董羹」
...智慧者(ちえしゃ)だねえ...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...智慧のある人ほど...
高神覚昇 「般若心経講義」
...色まちの女が抜衣紋(ぬきえもん)にするのは天然自然の智慧である...
高村光太郎 「人の首」
...恥ずかしからぬ智慧(ちえ)も...
太宰治 「新ハムレット」
...狐児は頗る慧(りこう)であったが...
田中貢太郎 「蓮香」
...即座に手品でするように不思議な知慧を出しました...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...これはすなわちソロモンの智慧第十三章の言葉から明かでありまして...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...陳慧君の存在は目立ちました...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...こんな特別上等の智慧があろうとは...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...自分たちの悲しい織場の所在を知らせようとした智慧のある娘は...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...真心と智慧とを一に合せ...
松永延造 「職工と微笑」
...雨を防(ふせ)ぐ傘を作(こしら)へる智慧(ちゑ)はあるが...
三島霜川 「青い顏」
...王その智慧を感じますます鍾愛した...
南方熊楠 「十二支考」
...「馨譽慧光大※(けいよゑくわうだいし)...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...明るくも敏きその智慧創造の妙(たへ)なる力...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...彼の入れ智慧は、こうであった...
吉川英治 「三国志」
...お前様の智慧のことです」「…………」「なるほど...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索