...智慧の教を受け入るることを好む進歩的頭脳の所有者に...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...此知慧を警護して蛇の如く怜しく外界との調和を計るは今一つの知慧である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...あはれ此智慧、好き折に出でなば、いかにか我を喜ばしめしならん...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...智慧歯を「親無し歯」〔親知らず〕というのは...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...自然界の諸現象を起し得ずまた究め得ざる人間の無力を指摘して神の智慧と力とを高調したのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...彼はやがて不可避的に知慧と天才との...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...おのれの智慧袋が小さいからなのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...だから思慧は哲学の領分です...
高神覚昇 「般若心経講義」
......
太宰治 「人間失格」
...「あてかてあの時姉ちゃんを取り戻そいう一心で有るだけの智慧(ちえ)絞ってんし...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...ただ陳慧君だけが...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...親分の智慧がどんなに働くか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...用心棒の力松の外にはないことになる」新吉は自分の智慧を小出しに見せ付けて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ずいぶん悪智慧をめぐらして犯罪を行う奴がいるが...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...大なる慧眼を少しも必要としない...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...決して書籍で他(ひと)様の智慧(ちえ)を借りたのでないが...
南方熊楠 「十二支考」
...予の知れる料理屋の小女夙慧なるが...
南方熊楠 「十二支考」
...高ぶる智慧は幼き智慧だといえないであろうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
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