...しかと向後(こうご)は慎むでございましょう...
芥川龍之介 「忠義」
...申すまでもないが慎むが上にもことに慎むべきものだと私どもは聞き及んでいる...
有島武郎 「或る女」
...やゝ宿酔気味、省るべし、慎むべし...
種田山頭火 「一草庵日記」
...自分の慎むべき秘密を人にあけすけに見ていられるような侮辱を感じたけれどこんなところにすでに来ていてそんな外見(みえ)をしなくってもいいと思ったから...
近松秋江 「うつり香」
...今度もこうした名前は慎むほうがよいであろうと思う...
寺田寅彦 「自由画稿」
...「過度を慎む」ようにと息子に言ってきかしてる一市民の言葉を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...無益な殺生を慎むようになるだろう...
永井隆 「この子を残して」
...尤(もっと)も慎むべきは此道也...
中里介山 「大菩薩峠」
...女色の惑い深く慎むべし』と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...故に夫婦慎むところの夜なり〉といった通り信ずるに及んだのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...「祈祷(きとう)のようなことを半生の年よりもたくさんさせて今年は無理をしないようにあなたは慎むのですね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...世間の批評もはばかって慎むところもあるのであろうと思っていたのは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今後は固く慎むようにといって...
山本周五郎 「菊千代抄」
...いかがわしい人間との往来は慎むがよい...
山本周五郎 「山彦乙女」
...「以後は慎む」と...
吉川英治 「三国志」
...この家は罪を慎む配所でござる...
吉川英治 「親鸞」
...「お食べ」といわないばかり、顔の先にあったが、まず慎む...
吉川英治 「随筆 新平家」
...慎むべきだとするのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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