...それとも自分を慎むためであったか...
有島武郎 「或る女」
...やゝ宿酔気味、省るべし、慎むべし...
種田山頭火 「一草庵日記」
...老人は強い刺戟を慎むべし...
種田山頭火 「其中日記」
...あれから暮羊君に逢はない、酒の上とはいひながら、私は感情をぶちまけすぎた、慎むべし、/\...
種田山頭火 「其中日記」
...酒は慎むべし、酒を慎めない私はしよつちゆう自分にかくいひきかせてゐるけれど、いつもだめになる...
種田山頭火 「其中日記」
...将来はこうした私行の暴露を慎む旨の...
戸坂潤 「社会時評」
...「勝った時にはも少し口を慎むものだよ...
豊島与志雄 「球突場の一隅」
...彼らは悔悟の途中において窃盗は慎むとしても...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...無益な殺生を慎むようになるだろう...
永井隆 「この子を残して」
...心を脩め身を慎むの義を知らしめざるべからず...
福沢諭吉 「学校の説」
...品行を慎むは勿論...
二葉亭四迷 「平凡」
...よく/\慎むべし...
穂積陳重 「法窓夜話」
...故に一人を刑して万人慎むの法なり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...宗教は「我れ」とか「吾がもの」とかいう言葉を慎む...
柳宗悦 「工藝の道」
...今後は固く慎むようにといって...
山本周五郎 「菊千代抄」
...向後はかならず慎むでしょう」李儒の忠言を容れて...
吉川英治 「三国志」
...「以後は慎む」と...
吉川英治 「三国志」
...この家は罪を慎む配所でござる...
吉川英治 「親鸞」
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