例文・使い方一覧でみる「慍」の意味


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...作は少し(おこ)ったような風で...   作は少し慍ったような風での読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...君は(いか)る容子もなく徐(しずか)に待って居た...   君は慍る容子もなく徐に待って居たの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...おふくろはほんとに(おこ)ったのかしら……と彼は少しづつ気になる...   おふくろはほんとに慍ったのかしら……と彼は少しづつ気になるの読み方
原民喜 「おふくろ」

...女は黙つてつたやうな顔つきで歩いてゐる...   女は黙つて慍つたやうな顔つきで歩いてゐるの読み方
原民喜 「火の唇」

...彼女は少しつたやうな顔つきで遠くを視つめてゐる...   彼女は少し慍つたやうな顔つきで遠くを視つめてゐるの読み方
原民喜 「雲雀病院」

...人民これを仰げば以て其(いかり)を解く可し...   人民これを仰げば以て其慍を解く可しの読み方
福沢諭吉 「帝室論」

...そうすると爺やは大へんに(おこ)ります...   そうすると爺やは大へんに慍りますの読み方
堀辰雄 「朴の咲く頃」

...」「(おこ)ったね...   」「慍ったねの読み方
室生犀星 「蜜のあわれ」

...(おこ)り出したらいけないよ...   慍り出したらいけないよの読み方
室生犀星 「蜜のあわれ」

...おりにならないで聞いててね...   お慍りにならないで聞いててねの読み方
室生犀星 「蜜のあわれ」

...」「るもらないも...   」「慍るも慍らないもの読み方
室生犀星 「蜜のあわれ」

...」「そいつ、ったろう...   」「そいつ、慍ったろうの読み方
室生犀星 「蜜のあわれ」

...」「って飛びついて来たから...   」「慍って飛びついて来たからの読み方
室生犀星 「蜜のあわれ」

...須貝(おこ)らなくったっていいさ...   須貝慍らなくったっていいさの読み方
森本薫 「華々しき一族」

...陰からお祈りしています」「不意にお呼止めしたのを(おこ)りもなさらないで...   陰からお祈りしています」「不意にお呼止めしたのを慍りもなさらないでの読み方
山下利三郎 「流転」

...娘は少しばかり(いきどお)ったような顔で眺めていましたが...   娘は少しばかり慍ったような顔で眺めていましたがの読み方
オン・ワタナベ(渡辺温) 「兵士と女優」

...子路(いか)り見(まみ)えて曰く...   子路慍り見えて曰くの読み方
和辻哲郎 「孔子」

...人(己れを)知らざるも(うら)みず...   人知らざるも慍みずの読み方
和辻哲郎 「孔子」

「慍」の読みかた

「慍」の書き方・書き順

いろんなフォントで「慍」


ランダム例文:
積雪   綾部   発射地点  

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