例文・使い方一覧でみる「慌てる」の意味
スポンサーリンク...今更慌てる事はないさ... 
泉鏡花 「婦系図」
...慌てることはない」おくればせに...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...ぷつと噴き出して「塀和さんがあまり慌てるからサ」と言ふ...
高濱虚子 「俳諧師」
...何も急ぐにも慌てるにも及びません...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...誰もが慌てるのも無理はない...
中谷宇吉郎 「小さい機縁」
...皇太后は少しも慌てる気ぶりをお見せにならないで...
中谷宇吉郎 「牧野伸顕伯の思い出」
...慌てるとよけいはまらない...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...然しそれだって慌てることはない...
久生十蘭 「魔都」
...久良は弁当をつくり終るまで待つて呉れと慌てるのであつた...
牧野信一 「木枯の吹くころ」
...慌てることはないよ――飯にしろや...
牧野信一 「雪景色」
...慌てることはないだらうけれど...
正宗白鳥 「玉の輿」
...慌てるのは余り商売柄心がけがわるいから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...三四郎懐中を探したが無いので少し慌てる...
山中貞雄 「恋と十手と巾着切」
...慌てるな」おすえは息が詰りそうになった...
山本周五郎 「失蝶記」
...「そんなに慌てることはございませんわ...
山本周五郎 「風流太平記」
...どうしてこれを！」「今頃になって慌てるな...
山本周五郎 「松林蝙也」
...「刺客、そう慌てるな...
吉川英治 「私本太平記」
...慌てることも逃げる筈もないわけだ...
吉川英治 「八寒道中」
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