...絶対的無運動よりも以下の状態となるということは不可能である...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...態と興奮した樣な足調(あしどり)で歩き出した...
石川啄木 「赤痢」
...僕の今の心理状態と似よった理由で解釈されるのかもしれない...
伊藤左千夫 「去年」
...その波の光るありさまは不知火の状態とよく似ていた...
井上円了 「おばけの正体」
...第一級の非常事態とは何事であろうか...
海野十三 「怪星ガン」
...態と大江に追いつかせたのだ...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...――存在は本質と現象形態とを以て初めて存在する...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...即ち上部構造としての意識形態・乃至観念形態という意味に...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...個人の意識も亦この云わば社会自身が持つ一定形態の意識の内に包摂されることが出来る(之が意識形態としてのイデオロギーとなる)...
戸坂潤 「科学論」
...言って見れば文化は単に文化としてではなくして、文化形態として、理解されねばならない、それがイデオロギーである所以なのである...
戸坂潤 「科学論」
...ルネサンス以来のヒューマニズムの床上に於ける一つの形態と見るものがあるなら...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...物理学的物質をその特殊な現象形態とするような...
戸坂潤 「辞典」
...今日の状態と同じで...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...父法主(ほっす)が急に重態となり遷化(せんげ)されたので...
長谷川時雨 「九条武子」
...慣習的の姿態とは見えず...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...その風態といい服装といい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いつ捜査にふみ込まれるかわからぬ状態となった...
山本周五郎 「新潮記」
...それの流動を正統状態として...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
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