...恐らくは谷崎氏の創作態度を最も知つてゐる一人であらう...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...一度経験があるので上級生の様な態度をして...
石川啄木 「天鵞絨」
...実に新光明は彼に臨みて主客顛倒の態を表わし...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...啓発せざる以前の状態を...
高木敏雄 「比較神話学」
...先日はこいさんのことにつきお忙しき中を貞之助さんが態々(わざわざ)見えられて段々とのお話まことに有難く...
谷崎潤一郎 「細雪」
...観念を表現し且つその表現を公示通達する形態に他ならぬからである...
戸坂潤 「辞典」
...修身と企業との中間形態が存在したが...
戸坂潤 「社会時評」
...始めより服從的状態を有せずして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...ちょうど自分の容態がわかるだけの意識を回復した――それは痛ましいことだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そのひどく冷静な態度のなかに...
豊島与志雄 「土地に還る」
...その態度がおかしいというのだ...
豊島与志雄 「傍人の言」
...マリユスの容態がますますよくなってゆくごとに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...こんな人の常態として...
夏目漱石 「門」
...物を正視することのできない臆病な態度など...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...カントの思想はここに興味深き事態を示してゐる...
波多野精一 「時と永遠」
...恒藤主任は嘲(あざけ)るような態度で...
平林初之輔 「五階の窓」
...すくなくとも其位の態度で居ればよいのだ...
室生犀星 「聖三稜玻璃」
...……呉一郎の発病の状態と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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