例文・使い方一覧でみる「慊」の意味


スポンサーリンク

...皆(み)な君の所置振(ぶり)に焉(けんえん)たらざるものがあるから...   皆な君の所置振に慊焉たらざるものがあるからの読み方
泉鏡花 「海城発電」

...同時に頗る(あきた)らなく思っていた...   同時に頗る慊らなく思っていたの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...内心窃(ひそか)に二葉亭の古い文章家気質を(あきた)らなく思っていた...   内心窃に二葉亭の古い文章家気質を慊らなく思っていたの読み方
内田魯庵 「二葉亭余談」

...ふだんOさんに(あきた)らぬ感情をもつてゐましたから...   ふだんOさんに慊らぬ感情をもつてゐましたからの読み方
薄田泣菫 「恋妻であり敵であつた」

...花鳥諷詠を(あきた)らずとしながら...   花鳥諷詠を慊らずとしながらの読み方
高浜虚子 「俳句への道」

...藩閥者流は漸く侯に焉たらざるを得ざるに至り...   藩閥者流は漸く侯に慊焉たらざるを得ざるに至りの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...四部の分け方をらずとしたのである...   四部の分け方を慊らずとしたのであるの読み方
内藤湖南 「支那目録學」

...先師叟(こうそう)カツテ予ニ語ツテ...   先師慊叟カツテ予ニ語ツテの読み方
永井荷風 「向嶋」

...白川は(あきたら)なさを思はざるを得なかつた...   白川は慊なさを思はざるを得なかつたの読み方
平出修 「瘢痕」

...前にいえる廃藩置県以下の諸件を(こころよし)とせずして...   前にいえる廃藩置県以下の諸件を慊とせずしての読み方
福沢諭吉 「学者安心論」

......   の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...適斎は嵯峨生活の徒食に(あきたら)なかつたらしい...   適斎は嵯峨生活の徒食に慊なかつたらしいの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...初めわたくしは只松崎堂(かうだう)が客中にあつただらうと云ふことを推測してゐた...   初めわたくしは只松崎慊堂が客中にあつただらうと云ふことを推測してゐたの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...それは堂の会に赴くことを約した書が文淵堂の花天月地(くわてんげつち)中に収められてゐるからである...   それは慊堂の会に赴くことを約した書が文淵堂の花天月地中に収められてゐるからであるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...わたくしは未だ堂の此会に赴いた確証を得ない...   わたくしは未だ慊堂の此会に赴いた確証を得ないの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...推するに此「可有御坐」は堂特有の語ではなからうか...   推するに此「可有御坐」は慊堂特有の語ではなからうかの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...古志を訪(と)うと訓(よ)ませてあるのに(あきたら)なかった...   古志を訪うと訓ませてあるのに慊なかったの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...少しの弱点を捕(つかま)えてそれが女の性格の全部のように書いてある近頃の小説などを見ては一層(あきた)らなく思います...   少しの弱点を捕えてそれが女の性格の全部のように書いてある近頃の小説などを見ては一層慊らなく思いますの読み方
与謝野晶子 「産屋物語」

「慊」の読みかた

「慊」の書き方・書き順

いろんなフォントで「慊」

「慊」の英語の意味


ランダム例文:
貧窮民   滑稽さ   おなか  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
指定席   公平性   百姓一揆  

スポンサーリンク

トップへ戻る