...世に慈鎮和尚の著とも云い...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...この時の席次に於ても慈鎮和尚(じちんかしょう)(僧正)・菩提山の僧正(信円)何れも一隠遁の平民僧である法然に向って正座を譲られた...
中里介山 「法然行伝」
...十五慈鎮和尚(吉永僧正慈円)は法性寺(ほっしょうじ)忠通の子息であって山門の統領であり...
中里介山 「法然行伝」
...妙香院の僧正良快は月輪殿の子息で慈鎮和尚のお弟子として顕密の学者であったがこれも法然の感化により浄土念仏に帰して初心の行者の為に念仏の肝要を記したものがある...
中里介山 「法然行伝」
...慈鎮和尚といい妙香院の僧正といい何れも名門の出であり...
中里介山 「法然行伝」
...慈鎮和尚の計らいで大谷の禅房に住いをすることになった...
中里介山 「法然行伝」
...慈鎮和尚の門弟であり...
中里介山 「法然行伝」
...法然はこれをまた慈鎮和尚に進上せられ...
中里介山 「法然行伝」
...拾玉集慈鎮の歌にて只蛭児を称するのみ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...慈鎮(じちん)和尚というお方が書いたんですって」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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