...慈悲の心に富みて...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...お兼は殖産の才と慈悲の心とを兼ねたり...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...しかし、お経にはかように菩薩の道として四つの方法が説かれていますが、その四つの方法の根本は結局、慈悲の心です...
高神覚昇 「般若心経講義」
...そうした慈悲の心の上に...
高神覚昇 「般若心経講義」
...「慈悲の心を持ちなさい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...わしに対して慈悲の心を持たなかったのだから...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その一面には慈悲の心にも富み...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その一面には慈悲の心にも富み...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あるいは慈悲の心を見出すことが出来るかね? どうして可哀想な子供から一夜にして財産の半ばを奪ったような色男にはたった二ヶ月の禁固刑なのに...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...この入道の慈悲の心により...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...そのようなご慈悲の心を...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...先生が憐憫慈悲の心からしたことだと思い合わされてからは...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...慈悲の心に篤く、申し分なく優しい人柄だったけれど、出入りの者たちは「けちんぼう」だと蔭口をきいていた...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...大慈悲の心をもって疾く首を刎(は)ね...
吉川英治 「三国志」
...もののあわれ――慈悲の心がなくてはならぬ」伊織はもう黙っている...
吉川英治 「宮本武蔵」
...人体の美しさ、慈悲の心の貴さ、――それを嬰児(えいじ)のごとく新鮮な感動によって迎えた過渡期の人々は、人の姿における超人的存在の表現をようやく理解し得るに至った...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...お后様(きさきさま)は慈悲の心で人間を平等にお救いなされます...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...後者は慈悲の心情に重きを置く...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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