...〔譯〕愼獨(しんどく)の工夫(くふう)は...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...後に忠敬の門弟の渡邊愼という人が書きのこした「伊能東河先生量地伝習録」という書物にかなり詳しく記されているのですが...
石原純 「伊能忠敬」
...3.かういふ機微な關係はよほど愼重に取扱ふ必要がある...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...秤にかけて愼重に調べてゐたんでは...
太宰治 「私信」
...之れを使用するに於て頗る謹愼なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...且つ言行謹愼にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...私はその力強い沈默のリズムに合せるやうな愼しみを以て物靜かに歩いた...
「修道院の秋」
...火難盜難愼(つゝ)しむべし――と三世相に書いてある」「無駄は止せ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...愼しみ深さうなのも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一番愼しまなければならないことで御座います」「成程...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...下戸の人は菓子を多く喰わぬように愼むべし...
福澤諭吉 「養生の心得」
...他の人達のゐる處では私は以前の通り愼(つゝま)しやかにおとなしくしてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...明るい愼(つゝ)ましい快さの完全な典型であると...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...行状の謹愼を保つた...
牧野信一 「緑の軍港」
...お愼(つゝし)みなさい!』『あァ...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...人タルモノ火ヲ使用スルニ愼謹ノ二字ヲ以テセザル可ケンヤ明治十二年十二月十三日中學校第七級生南方熊楠十二年九ヶ月教育ヲ主トスル文夫レ國ハ人民ノ群居シ成レルニシテ...
南方熊楠 「作文三篇」
...愼ましいこの世界のかぎりをあつめたもののやうに...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...その眼を愼ましげに伏せて...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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