例文・使い方一覧でみる「愴」の意味


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...もはや完膚なしと見るといつせいに引き揚げてさらに他の作に群つて行く状は凄とも何とも形容を絶した偉観である...   もはや完膚なしと見るといつせいに引き揚げてさらに他の作に群つて行く状は凄愴とも何とも形容を絶した偉観であるの読み方
伊丹万作 「雑文的雑文」

...その見えないものが反って一種異様な凄な気分をこの部屋に加えていた...   その見えないものが反って一種異様な凄愴な気分をこの部屋に加えていたの読み方
海野十三 「地獄の使者」

...毎(つね)に中懐に然(そうぜん)たること無き能(あた)わず...   毎に中懐に愴然たること無き能わずの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...云うに云われぬ悲な冷かさがある...   云うに云われぬ悲愴な冷かさがあるの読み方
豊島与志雄 「野ざらし」

...かかる悲(ひそう)な夜の助けを伴うものである...   かかる悲愴な夜の助けを伴うものであるの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...その悲(ひそう)な眼差(まなざし)の中には...   その悲愴な眼差の中にはの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...天地は悽(せいそう)を極めたものであります...   天地は悽愴を極めたものでありますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...――天狗小僧一生のお願ひだ」與次郎の聲は悲でした...   ――天狗小僧一生のお願ひだ」與次郎の聲は悲愴でしたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...異常に悽の氣を帶びてゐた...   異常に悽愴の氣を帶びてゐたの読み方
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」

...彼らの支藩にいたって凄(せいそう)を極めた...   彼らの支藩にいたって凄愴を極めたの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...着物を……」池の方角から悲な声が響いた...   着物を……」池の方角から悲愴な声が響いたの読み方
牧野信一 「鬼の門」

...数々の私の書物を悲な感投詞をたゞ胸一杯に叫びながら...   数々の私の書物を悲愴な感投詞をたゞ胸一杯に叫びながらの読み方
牧野信一 「鬼の門」

...」茶山は「感」と云つてゐる...   」茶山は「感愴」と云つてゐるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...ヒドイ精神病の系統であったと……」相手の悽(せいそう)たる語気に呑まれて...   ヒドイ精神病の系統であったと……」相手の悽愴たる語気に呑まれての読み方
夢野久作 「復讐」

...その時凄な語調に落ちてくる...   その時凄愴な語調に落ちてくるの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...黄濁な揚子江の水は岸に激して凄な飛沫(しぶき)をあげ...   黄濁な揚子江の水は岸に激して凄愴な飛沫をあげの読み方
吉川英治 「三国志」

...凄なその人の半面が...   凄愴なその人の半面がの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...よけい凄(せいそう)に冴(さ)えて見えた...   よけい凄愴に冴えて見えたの読み方
吉川英治 「夏虫行燈」

「愴」の読みかた

「愴」の書き方・書き順

いろんなフォントで「愴」


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