例文・使い方一覧でみる「愴」の意味


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...我々の忘れてゐた湖州の為に然の感を深うした...   我々の忘れてゐた湖州の為に愴然の感を深うしたの読み方
芥川龍之介 「大久保湖州」

...(いた)むこと勿(なか)れ...   愴むこと勿れの読み方
泉鏡花 「花間文字」

...その凄(せいそう)な顔を見た...   その凄愴な顔を見たの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...その悲(ひそう)な眼差(まなざし)の中には...   その悲愴な眼差の中にはの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...いずれまた人を御挨拶に遣(つか)わしまする」お銀様は惶(そうこう)としてこの部屋を立って行こうとした時に...   いずれまた人を御挨拶に遣わしまする」お銀様は愴惶としてこの部屋を立って行こうとした時にの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...地獄へ墜(お)ちる瞬間の光景を垣間(かいま)見たひとのような悲な顔で...   地獄へ墜ちる瞬間の光景を垣間見たひとのような悲愴な顔での読み方
久生十蘭 「虹の橋」

...却つて僕の一文よりも萩原君の何やら悲な文章が時の批評によつて掻き立てられ評判になつたが...   却つて僕の一文よりも萩原君の何やら悲愴な文章が時の批評によつて掻き立てられ評判になつたがの読み方
室生犀星 「俳句は老人文学ではない」

...より悲なより緊張したものであった...   より悲愴なより緊張したものであったの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...何ともいえない悽たる涙が...   何ともいえない悽愴たる涙がの読み方
夢野久作 「爆弾太平記」

...頻(しき)りに悽(すご)がってシンミリしている鼻の先へ...   頻りに悽愴がってシンミリしている鼻の先への読み方
夢野久作 「爆弾太平記」

...ヒドイ精神病の系統であったと……」相手の悽(せいそう)たる語気に呑まれて...   ヒドイ精神病の系統であったと……」相手の悽愴たる語気に呑まれての読み方
夢野久作 「復讐」

...悽たる鍛練の妖気だ...   悽愴たる鍛練の妖気だの読み方
夢野久作 「実さんの精神分析」

...やがて、谷間から、裏から表から、これへ犇々(ひしひし)近づいて来る敵の気はいを知ると、さすがに、膝を立て、太刀をつかんで、「来たっ――」「思い残すところなくやれよ」「いうまでもない」らんと、みな眼をかがやかし、はやくも、悽な気を、眉に、唇に示し合って、針鼠(はりねずみ)のように、体じゅうを硬めていた...   やがて、谷間から、裏から表から、これへ犇々近づいて来る敵の気はいを知ると、さすがに、膝を立て、太刀をつかんで、「来たっ――」「思い残すところなくやれよ」「いうまでもない」らんと、みな眼をかがやかし、はやくも、悽愴な気を、眉に、唇に示し合って、針鼠のように、体じゅうを硬めていたの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...その悽(せいそう)さに打たれたが...   その悽愴さに打たれたがの読み方
吉川英治 「三国志」

...「しまった!」惶(そうこう)として...   「しまった!」愴惶としての読み方
吉川英治 「三国志」

...悽(せいそう)比なき乱軍であったことを...   悽愴比なき乱軍であったことをの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...手脚を傷(いた)められて凄(せいそう)な面(つら)をしている連中も少なくない...   手脚を傷められて凄愴な面をしている連中も少なくないの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...「――きゃッ!」これが――彼女が良人へ残して行った悲(ひそう)な終りの一声であった...   「――きゃッ!」これが――彼女が良人へ残して行った悲愴な終りの一声であったの読み方
吉川英治 「親鸞」

「愴」の読みかた

「愴」の書き方・書き順

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