例文・使い方一覧でみる「愴」の意味


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...もはや完膚なしと見るといつせいに引き揚げてさらに他の作に群つて行く状は凄とも何とも形容を絶した偉観である...   もはや完膚なしと見るといつせいに引き揚げてさらに他の作に群つて行く状は凄愴とも何とも形容を絶した偉観であるの読み方
伊丹万作 「雑文的雑文」

...」一種悲な哀音を聞くやうである...   」一種悲愴な哀音を聞くやうであるの読み方
中村憲吉 「頼杏坪先生」

...ところが妙な事はこの滑稽(こっけい)を挿(はさ)んだために今までの凄(せいそう)たる光景が多少和(やわ)らげられて...   ところが妙な事はこの滑稽を挿んだために今までの凄愴たる光景が多少和らげられての読み方
夏目漱石 「趣味の遺伝」

...これが何とも言えない悲陰惨なものだったそうです...   これが何とも言えない悲愴陰惨なものだったそうですの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...言いようもない悲な表情をするのでした...   言いようもない悲愴な表情をするのでしたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...――天狗小僧一生のお願いだ」与次郎の声は悲でした...   ――天狗小僧一生のお願いだ」与次郎の声は悲愴でしたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...いずれも悲な思いに胸を閉ざされながら...   いずれも悲愴な思いに胸を閉ざされながらの読み方
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」

...顔の大半を口にして悲な応援を求めながら...   顔の大半を口にして悲愴な応援を求めながらの読み方
牧野信一 「鱗雲」

...真向のものをねらふやうな前かがみに惶しい大股ですすむのが癖だが...   真向のものをねらふやうな前かがみに愴惶しい大股ですすむのが癖だがの読み方
牧野信一 「創作生活にて」

...当時の周囲から求められている女らしさとはまるでちがった悽な形で...   当時の周囲から求められている女らしさとはまるでちがった悽愴な形での読み方
宮本百合子 「新しい船出」

...悽(せいそう)を極めた光景を描きあらわしつつ...   悽愴を極めた光景を描きあらわしつつの読み方
夢野久作 「斜坑」

...悽とした感じ……...   悽愴とした感じ……の読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...ヒドイ精神病の系統であったと……」相手の悽(せいそう)たる語気に呑まれて...   ヒドイ精神病の系統であったと……」相手の悽愴たる語気に呑まれての読み方
夢野久作 「復讐」

...きたるべきものが来たという悽(せいそう)な気以外...   きたるべきものが来たという悽愴な気以外の読み方
吉川英治 「私本太平記」

...悽(せいそう)...   悽愴の読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...まったく罪でございますぜ」「…………」然(そうぜん)たる白衣(びゃくえ)の人(ひと)...   まったく罪でございますぜ」「…………」愴然たる白衣の人の読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...この世のものとも思われない凄(せいそう)な谺(こだま)を呼んだ...   この世のものとも思われない凄愴な谺を呼んだの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...凄なものに打たれて...   凄愴なものに打たれての読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「愴」の読みかた

「愴」の書き方・書き順

いろんなフォントで「愴」


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