...一種の悲愴なる感情を覺えざるを得ない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...まるで西洋の悪魔が無人島に流されたような実に凄愴(せいそう)な顔をした辻川博士だった...
海野十三 「地球盗難」
...覺えず愴然として涙下る...
大町桂月 「房州紀行」
...ロンドンで愴惶として徴募された兵は...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...あんな凄愴(せいそう)極まる景色は見たことがありません...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...其他勇壮も悲愴も悉く...
豊島与志雄 「少年文学私見」
...かかる悲愴(ひそう)な夜の助けを伴うものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...言ひやうも無い悲愴な表情をするのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...愴惶(そうこう)として遠く逃げ去って...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「沈黙」
...とても悲愴な感じに打たれたことを覚えてゐるよ...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...ロシアの作曲家チャイコフスキーを題材とした「悲愴交響曲(パセティックシムフォニー)」という作品がある...
宮本百合子 「明日の知性」
...当時の周囲から求められている女らしさとはまるでちがった悽愴な形で...
宮本百合子 「新しい船出」
...予愴然顧視...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その苦しみが如何に悽愴たるものがあるかは門外漢の想像し得るところでない...
夢野久作 「能とは何か」
...常識では信ぜられんくらい悽愴(せいそう)...
夢野久作 「爆弾太平記」
...いまやここの終局は悽愴(せいそう)極(きわ)まる屍山血河(しざんけつが)を描いていた...
吉川英治 「黒田如水」
...黄濁な揚子江の水は岸に激して凄愴な飛沫(しぶき)をあげ...
吉川英治 「三国志」
...初めて凄愴(せいそう)な青白さを...
吉川英治 「宮本武蔵」
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