...僕は知己の言に感謝する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...そして明かにその獲得に対して感激し感謝する...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...神は日本に日本特有の基督教文学を起し給いし事を感謝する...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...君には幾重にも感謝する...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...それに感謝する限り...
田辺元 「メメント モリ」
...父は『照ちやん天上への凱旋だね、よくも土井家に生れて來て呉れた、本當に感謝する、先刻せはしい中から書いた照ちやんへの感謝状を今讀んでいゝか』とたづねますと、『父さんの心はよく分つて居ますからそれに及びません』と申します、私は『照ちやん、私の娘としてこれ迄暮してくれた事を光榮と存じ神樣に御禮申します...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...つくづく感謝するのでした...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...助かったことを神に感謝するだけで十分だ...
久生十蘭 「海難記」
...私は導き給うた神意に感謝する!夕べの沈思(ちんし)はこゝ迄たどりついたので...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...今の此苦痛の海中を潜るが如き生活にしろ兎に角尋常の生活に僕を復して呉れた天に僕は感謝する...
村山槐多 「殺人行者」
...兩氏に感謝するとともに...
山之口貘 「山之口貘詩集」
...参吉に感謝するよりも...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...そしてますます彼らに感謝することだろう...
横光利一 「夜の靴」
...深く感謝する次第であります...
横光利一 「我等と日本」
...二氏の御案内の労を感謝するのであつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...彼が光秀へ感謝するの余り...
吉川英治 「新書太閤記」
...感謝するどころではなく...
吉川英治 「親鸞」
...涙があふれて――天佑に感謝する気もちと歓びにいっぱいになって――於萱の労を犒(ねぎら)ってやることばすら出なかった...
吉川英治 「源頼朝」
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