例文・使い方一覧でみる「感激する」の意味
スポンサーリンク...実際又十五歳に足らぬわたしは尊徳の意気に感激すると同時に... 
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...『罪与（と）罰』に感激すると同時にステップニャツクを想い起し...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...直様（すぐさま）感激する様なお坊ちゃんではなかったし...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...こんな晩には幼稚な古臭い情緒にすら自分の心は素直に動かされてわけも無く感激する涙すら浮んで來る...
千家元麿 「自分は見た」
...何事に依（よ）らず感激すると直きに涙が出る彼女は...
谷崎潤一郎 「細雪」
...酒壺洞君の厚情に感激する...
種田山頭火 「行乞記」
...飽くことを知らぬ愛に感激するものです...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...はじめて威力に感激するのですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...よき友人を持ったことに感激するだろう...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...私は此の異域でゆくりなく此の厚意に接して感激する外はなかつた...
濱田耕作 「埃及雜記」
...何にでも感激する...
林芙美子 「おにおん倶樂部」
...私は実際ひどく感激する性だつた...
北條民雄 「鬼神」
...だからどんなものでも忠君愛国美談には文句なく感激するのだが...
北條民雄 「続重病室日誌」
...彼がたまたま高位高官のものと食事を共にしたということだけでも眼の色をかえて感激する...
本庄陸男 「石狩川」
...父親を知らぬ孫の巧みなオルガンの彈奏振りに感激するのであつた...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...悲喜感激する光景はよく描かれている...
柳田国男 「木綿以前の事」
...一面には一方の救世主の如く感激するものもあった...
山本実彦 「十五年」
...またそれを見て感激する看衆の側にも...
和辻哲郎 「鎖国」
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