...「感歎の声をあげる」...
...「感歎していたら時間が経っていた」...
...「感歎するほど美しい景色」...
...「感歎の念を抱く」...
...「感歎すべき出来事が起こった」...
...何か感歎詞を発したくらゐである...
芥川多加志 「四人」
...盛(さかん)に感歎の声を挙(あ)げ始めました...
芥川龍之介 「秋山図」
...そして感歎のあまり...
有島武郎 「星座」
...『東朝』編輯局は主筆から給仕(きゅうじ)に到るまでが挙(こぞ)って感歎した...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...心の中(うち)で感歎した...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「妖影」
...老師が即答のあざやかさに心から感歎したといふことだ...
薄田泣菫 「独楽園」
...お前はさすがだ!」と料理番は感歎したように叫んだ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...岸本は感歎の念でまた見直すのだった...
豊島与志雄 「田舎者」
...母は感歎しておりました...
豊島与志雄 「花子の陳述」
...この大滝は予想外に大きかったことを感歎しているらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...特にこうして「人相がいい」ということを頭から感歎されたことは...
中里介山 「大菩薩峠」
...珠玉を吐くような弁舌に衆徒が感歎随喜して...
中里介山 「法然行伝」
...まさに整頓の驚異だ! さう思つて感歎した...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...単なる感歎詞の符号であるから...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...「素敵だなア!」何となく感歎(かんたん)してしまえる静寂(せいじゃく)であった...
林芙美子 「魚の序文」
...婦人の文章に美辞が多く感歎詞が多いばかりでなく...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこで私も感歎のあまり小さい温室を設ける気になって...
山本笑月 「明治世相百話」
...私は感歎すべき農家の労働にときどき自分の労働を対立させて考えてみることがあるが...
横光利一 「夜の靴」
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