...「感歎の声をあげる」...
...「感歎していたら時間が経っていた」...
...「感歎するほど美しい景色」...
...「感歎の念を抱く」...
...「感歎すべき出来事が起こった」...
...「こりゃ美事どすな」「いろはよりも大したもんどす」私と私の母は声をそろえて感歎した...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...間違いだった」私は感歎(かんたん)のあまり...
海野十三 「西湖の屍人」
...検事と警部は感歎する言葉もなく黙ってしまった...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...感歎の溜息だと俺が自分に言いきかせると...
高見順 「いやな感じ」
...感歎とも皮肉ともつかない調子で囁きあってるのを...
豊島与志雄 「道化役」
...「好い男だなあ!」と見物の者が感歎しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この大滝は予想外に大きかったことを感歎しているらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...まさに天地の間(かん)に並び立つものがありませんな」関守氏が自己陶酔的に感歎している...
中里介山 「大菩薩峠」
...舌を捲いて感歎するものがありましたけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...それにも増して私を感歎せしめたものは...
野上豊一郎 「エトナ」
...思わず感歎の声を漏らしたほどです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...実に感歎すべき事実である...
穂積陳重 「法窓夜話」
...千駄木の大家が夜二三時間しか眠らないで讀書するといふ噂を聽いて感歎したり...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...持続していたことは感歎に値する...
柳田国男 「海上の道」
...こう感歎したのは...
横光利一 「夜の靴」
...来客彼れは感歎家にして慷慨家...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...何処(どこ)へ行つても支那人の普及と彼等の商業上の実力の豊富なのとには感歎せざるを得ない...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...その感歎はまるで波斯(ペルシャ)をセイロンの旗立てた漁船みたいな潜航艇で潜航しているようなものなのです...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
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