...田中君こそ真に人民を救う神様だ」被害地に連れて来さえすればいかに物に動じない鉄心石腸も感憤せざるを得ないだろうと...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...成人の後大(おおい)に感憤して書いたものなりとてまたあながち尊ぶには及ばぬなり...
永井荷風 「小説作法」
...そう感憤激昂して...
中里介山 「大菩薩峠」
...悪竜となりて苦しみ猪となりて啼かずば人の生み難きかな産科の近江湖雄三博士を感憤せしめた歌で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...亦太史公自ら其感憤の意を發するあり...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
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