...一番玉子に愛着のあるのは俊吉自身に違ひなかつた...
芥川龍之介 「秋」
...気候だのに愛着のある訣(わけ)ではない...
芥川龍之介 「第四の夫から」
...愛着のある作品を人手に渡すのは厭(いや)になる...
高村光太郎 「回想録」
...異性間の愛着のあるのは民謡ですから...
野口雨情 「朝おき雀」
...家そのものに愛着のある心がそうさせるのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その愛着のある江戸の土を踏むことのできない事情が潜(ひそ)んでいた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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