...彼は愚鈍な男だ。...
...全く愚鈍だね。...
...愚鈍さゆえに彼は試験に落ちた...
...彼の愚鈍な行動は全員を困らせた...
...愚鈍な子供と思われたくない...
...性来愚鈍(ぐどん)な彼は...
芥川龍之介 「じゅりあの・吉助」
...万一人造人間の愚鈍(ぐどん)な進軍だけが続くようでは...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...それも愚鈍の男ほど...
太宰治 「お伽草紙」
...この二十四時間に捜しあてなければ愚鈍なる陪審官達はいよいよ有罪の判断を下すであろうという心細い宣告を下されるのである...
寺田寅彦 「初冬の日記から」
...それは彼を愚鈍になしてしまったのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...賢さなどというものは全然見られぬ・愚鈍極まる顔でありながら...
中島敦 「環礁」
...愚鈍(ぐどん)な顏(かほ)を軍曹(ぐんそう)の方(はう)に差(さ)し向(む)けながらにやにや笑(わら)ひを續(つづ)けてゐた...
南部修太郎 「一兵卒と銃」
...愚鈍(ぐどん)らしい下女の言葉を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...最も愚鈍な連中でも顎(あご)を胸に埋め...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...愚鈍(ぐどん)ではあるが子供(こども)の時(とき)から是(こ)れといふ不出來(ふでか)しも無(な)かつたを思(おも)ふと何(なに)か殘念(ざんねん)のやうにもあつて...
樋口一葉 「うつせみ」
...ありふれた光榮を約束させるやうな愚鈍な誠實さよりも寧ろちよつとした短い叫びの方を選ぶことの樂しみ...
堀辰雄 「Ombra di Venezia」
...見るからに愚鈍な顔を歪めて...
牧野信一 「鏡地獄」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...ここでは死を全然想わない俗人を「獣みたいな愚鈍」(brutale stupidit)「畜生のような無頓着」(cette nonchalance bestiale)と嘲っているが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...断然これからは愚鈍学派cole de btise を開こう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...玄徳(げんとく)は愚鈍です...
吉川英治 「三国志」
...その愚鈍を、嘲(あざけ)り笑いながら、良正は、「おう、いつまで、そうして立っておれ」と、自分も、弦(つる)を張って、彼を的(まと)に、一矢、引きしぼった...
吉川英治 「平の将門」
...自分の愚鈍へも鑢(やすり)をかけて...
吉川英治 「山浦清麿」
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