...彼は愚鈍な男だ。...
...全く愚鈍だね。...
...愚鈍さゆえに彼は試験に落ちた...
...彼の愚鈍な行動は全員を困らせた...
...愚鈍な子供と思われたくない...
...最後(さいご)にその二等(とう)と三等(とう)との區別(くべつ)さへも辨(わきま)へない愚鈍(ぐどん)な心(こころ)が腹立(はらだ)たしかつた...
芥川龍之介 「蜜柑」
...数字や統計の価値を了解すべく余りに愚鈍である結果...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...しかもその罪をまったく無関係な一人の愚鈍な男にたくみになすりつけて平然としている...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...道譽もと愚鈍なりしも...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...私は生れつき牛の愚鈍と正直と辛抱強さなどと一緒に...
薄田泣菫 「草の親しみ」
...愚鈍大食の野暮天であつたといふに於いては...
太宰治 「お伽草紙」
...一年、二年経つうちに、愚鈍の私にも、少しずつ事の真相が、わかって来た...
太宰治 「鴎」
...キョトンと不思議そうに見上げている犬の愚鈍(のろま)そうな眼を見た途端...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...へんに面喰ったような愚鈍な様子になって...
豊島与志雄 「変る」
...愚鈍さうな若者だ)何か短く少年に言つた...
中島敦 「環礁」
...何んとなく愚鈍(ぐどん)さうでもあります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んとなく愚鈍(ぐどん)らしさが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俗人の愚鈍と理解の欠如とが彼ら百姓に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どうも私ども書齋人の愚鈍な頭にはふしぎなのでございます...
吉川英治 「折々の記」
...愚鈍というならいえ...
吉川英治 「平の将門」
...愚鈍のうちに人間の光を見れば...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...この愚鈍のままで殺すのも忌々しい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...彼の人が愚鈍(ぐどん)なために...
吉行エイスケ 「女百貨店」
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