...彼は愚鈍な男だ。...
...全く愚鈍だね。...
...愚鈍さゆえに彼は試験に落ちた...
...彼の愚鈍な行動は全員を困らせた...
...愚鈍な子供と思われたくない...
...北斎は屡々彼の絵画に「一つの愚鈍の筆」を意味する漢字を署した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...万一人造人間の愚鈍(ぐどん)な進軍だけが続くようでは...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...私は生れつき牛の愚鈍と正直と辛抱強さなどと一緒に...
薄田泣菫 「草の親しみ」
...ただに医者(いしゃ)として、辺鄙(へんぴ)なる、蒙昧(もうまい)なる片田舎(かたいなか)に一生(しょう)、壜(びん)や、蛭(ひる)や、芥子粉(からしこ)だのを弄(いじ)っているより外(ほか)に、何(なん)の為(な)すことも無(な)いのでしょうか、詐欺(さぎ)、愚鈍(ぐどん)、卑劣漢(ひれつかん)、と一所(しょ)になって、いやもう!』『下(くだ)らんことを貴方(あなた)は零(こぼ)していなさる...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...愚鈍の作家を「天候居士(てんこうこじ)」と呼んで唾棄(だき)する習慣が在ったという...
太宰治 「乞食学生」
...直情径行的な活動家はかなり愚鈍なものだが...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...エマニュエルはジャン・クリストフのそばではたまらないほど愚鈍になった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...汗をかいてる赤ら顔の豪傑や闘技者などの動物的な愚鈍さは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...嘗て見識らぬ愚鈍な者の眼付だった...
豊島与志雄 「童貞」
...かつなおいっそう愚鈍らしかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...何處か愚鈍らしさがあります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...冬の寒ざらしの貧しい田舍で愚鈍な 海牛のやうな農夫よ...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...愚鈍な眼差しで煙草を喫してゐる己れの姿を...
牧野信一 「F村での春」
...この相助の用語がおよそ特異でいかにも愚鈍に感じられるからおもしろい...
正岡容 「我が圓朝研究」
...めたん子は愚鈍でのろのろしてゐるが...
室生犀星 「めたん子傳」
...ここでは死を全然想わない俗人を「獣みたいな愚鈍」(brutale stupidit)「畜生のような無頓着」(cette nonchalance bestiale)と嘲っているが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...愚鈍の名をのこすとも...
吉川英治 「三国志」
...愚鈍な生れかもしれない」彼は...
吉川英治 「平の将門」
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