...彼はいつも愚論ばかり言っていて、まともな意見はない...
...愚論を言う人は、周りから避けられることが多い...
...彼女は彼の愚論に対して、冗談のように笑った...
...会議での愚論は時間の無駄になるので、避けたいものだ...
...彼の愚論には、誰も耳を傾けなかった...
...一顧の価のない愚論だと云ふ事実を...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...一顧の価のない愚論だという事実を...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...今時こんな愚論がと驚かれる...
大隈重信 「夫婦共稼ぎと女子の学問」
...愚社会の愚論に頓着するなかれ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そのような八つ当りの愚論を吐いた...
太宰治 「嘘」
...なんて私の愚論をそのままお聞かせしているものですから...
太宰治 「きりぎりす」
...それは甚しい愚論で...
戸川秋骨 「翻訳製造株式会社」
...その安政五年五月の「愚論」中にも左の言あり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...その安政五年五月における愚論中「徳川氏の兇徳...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...向(さき)に愚論数道を以て...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...政黨の訓練未だ到らずして權力分配の愚論黨人の間に唱道せられ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...權力の集中點未だ定まらざるに早く既に權力平衡の愚論起り...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...政党の訓練未だ到らずして権力分配の愚論党人の間に唱道せられ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...実に取処(とりどころ)もなき愚論にして...
福沢諭吉 「女大学評論」
...そんな愚論をしても役に立つものでない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...自然的条件や地政方面を抜きにした愚論だ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...わたしのはいかにも愚論らしくうっかり唇をもれるのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...愚論は愚論として買いもし売りもするのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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