...もう愚老扱いされるのは嫌だ...
...社会の中で愚老扱いされている人々がいる...
...あの愚老は、昔のことしか話さない...
...愚老ながらに子育てに必死だった...
...愚老になった私たち夫婦がこれから先どうなっていくのか不安だ...
...愚老が満足かぎりなし...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...「愚老はたゞもう忝(かたじけの)うて/\...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...憚(はゞか)りながら此の左大臣を引き止めるには足りませんな」「そう仰っしゃられると穴へでも這入りたい! 愚老としましては此れが精一杯なのですが...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...そう物惜しみをなさるなよ」「物惜しみとは心外な! 愚老は何とかして日頃の御恩報じがしたい...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...愚老の館より外に...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...あれは可笑しき坊主なりとて御目を掛けられ愚老も有難き事に存じ日々油断なく出精罷在候(まかりありさふらふ)然るところに一日愚老をお呼びなされ其方誠に物真似の上手なれば今宵女中共の慰みに見物させばやと思ふなりとて奥御殿へ召連れられ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...松雪院様何とやらん面(おも)はゆげに愚老が耳の傷痕を見そなはせられ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...強(た)ってお望みならば愚老が代ってお相手致そうか」「これは近ごろ面白い」竜之助は冷やかな微笑を浮べて...
中里介山 「大菩薩峠」
...それだけではない、昨晩出て行った人が一人も帰っていないではないか――宵のうちのことはここに思い出すまい、あの親切な米友さんがいない、もう帰って来そうなものだ、とお雪ちゃんはそれを心配しながら、「先生、どうぞお手水(ちょうず)をお使い下さいませ」鉄瓶(てつびん)の湯をうつして、道庵先生のために洗面の用意をしようとすると、「まあ、いいよ、病人は病人のようにしていなさい、愚老なんぞは、一切万事、人任せでげす」と言って、お雪ちゃんがかよわい手で下ろそうとした鉄瓶を、道庵が自分の手で取扱おうとして、「あ、ツ、ツ、ツ」と言いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...愚老はまず商売柄のことから言うがね...
中里介山 「大菩薩峠」
...これによって見ると、道庵先生は戸惑いをして、このところへのたり着いたのではなく、たしかに、山号までも心得て、この寺を目的にやって来たもので、「それは、それは」改めて手を顔にして恐悦がり、「御住職は御在寺でござりましょうかな」「住職――ただ今、ちょっと無住――というわけではないが、その留守をかく申す拙者があずかっておりますが……」「左様でござるか、それはまた何よりお手近い儀でござる、実は、愚老は、江戸から参上いたしたものでござるが」「ははあ、江戸から遥々(はるばる)とお越しになりましたか」「江戸の下谷に住居を致しおりましてな」「下谷に……」「下谷の長者町というところに巣を構えておりまして」「ははあ、下谷の長者町……」「道庵と申しまして」「道庵先生と申されるか」「道庵と申して、いやはや、安っぽい医者でげすよ」ここへ来て、ボロを出してしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
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正岡子規 「俳人蕪村」
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正岡子規 「俳人蕪村」
...愚老も、悪かったが、ちと、憎まれ口をたたいて帰宅してしもうた...
吉川英治 「大岡越前」
...愚老の力もつきはてておるのに」「この上は...
吉川英治 「大岡越前」
...愚老の菩提寺に埋葬して...
吉川英治 「大岡越前」
...愚老は医者としての職務上...
吉川英治 「大岡越前」
...また、後嗣(こうし)光尚に宛てた書面にも、愚老事者...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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